1973年7月、国文社から刊行された常石三郎の詩集。
目次
哀歌伴奏 塚本邦雄
青年無惨の章
- 鎮魂歌――プールサイドで
- Cの弁証法
- 異次元の息子のために――死の音による墓標銘
- 鎮魂歌――歴史閉づるとき
- 上記機関車
- 息子
- 真尽初春虚仮寿詞
- お前のためのOSTEOLOGIA
- お前のための小さな旅
- 小さな駅にて
- 鎮魂歌……に
- 鎮魂歌……私
老来無残の章
- 非在完了
- ドーベルマンの過去形
- 夜の海
- 迷宮紀行Ⅰ(存在)
- 迷宮紀行Ⅱ(空間)
- 迷宮紀行Ⅲ(時間)
- 告別式
- それでいいのだ
- サ行変格
- 疲れた迷走神経のために
- n乗のコーダ
- 異端の魔羅
後記