1985年9月、思潮社から刊行された野田理一(1907~1987)の詩集。
目次
- 間をおくらせるメリスマ
- 図面の興亡
- 地上のパラダイス
- ミステリー
- 不明の一ページ
- 歴史のなかで
- 冷めないでいる匙
- 多層な時間
- 火のなかには書けないこと
- 遠くにあった距離からの手紙
- 現実の虚構
- 無色の実在
- 靴と雨傘
- 謎の時
- 今日の出来事
- 時間と存在
- ことばは炭火のように喚起しなければならない
- キイ ワード
- 無心の鏡のなかへは
- 人間の見たもの
- 生存の持続
- ドア ドア ドアの世界
- 時間の到着はその前
- Celestial……
- 黒の次の色
- 屋上庭園の時
- その虚ろ一パック いくら
- パウンド追悼
- 地平線の歴史1
- 無題
- 或る日
- 廃墟の地図
- 日常性
- 女
- 被害者たちの夕食
- 思考のグラフィック
- 夜が振向く
- クルマ
- ある日
- いつか どこかで なにかが
- 燃えつきた人
- つぶやく声
- ないものの総計
- 見えないもの 聞えないもの
- 撮影者の声
- 時間の謎
- どうしても円はかけないよ
- ミルク ロード
- リンシード オイルの空瓶
- 祝福の驟雨
- フィクションの男
- 地平線の歴史2
- 指先のパラダイス
- 歩行者の幻想構造
- ストイックな地平線
- 一歩の距離
- 事実と虚構
- 三つのこだま
- 現在の時
- 誰かが
- 灯の消えた夜
- 風が知っているように
- 午后の空
- 煙の向うに人がいる
- J・N・追悼
- 物に食い荒されたコトバ
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