1996年2月、皓星社から刊行された黒川洋(1943~)のエッセイ集。装幀は石澤義裕。
目次
- 戯謡歌・あるいは平成音頭
- 『人間病患者』・遠地輝武詩集
- 『列島』以後の労働と詩についてのメモ
- 『執念の牡牛』・伊豆太朗論
- 自律の飢餓・まちえひらお論
- 伝達幻想なのか
- 近況
- 労働を比喩として
- 存在と破壊・東野伝吉詩集
- 一九三〇年うまれの詩人
- ある群像1
- 『わが射程』吉田欣一詩集
- ある群像2・企業内逃散
- 走り書き1
- アウトサイドの眼・清水清詩集
- 花の詩人への手紙・野口清子詩集『出逢い』
- ある群像3・幻想の畦せせり
- サンチョどこへ
- 唄について
- 独白
- のみ屋ばかり教わった
- 無人地獄
- 通信『花車』感想・野口清子詩集
- 涙もろい男たち
- 『中野重治記念』号の読後感
- 走り書き2
- ビー丸のK
- 0一三五番の人人へ・寺島珠雄詩集『あとで見る地図』
- 知行一致の詩人・高島洋詩集『揺れる煙突』
- 空気が無くなる日
- 傾向映画の死
- 『船底修理』の周辺・松永浩介作品1
- 「かしめ鋲」の周辺・松永浩介作品2
- ソロモン・グランディー
- 弔歌
- ケ・セラ・セラ
- 世紀末十年カウチポテト日記1
- 世紀末十年カウチポテト日記2
- 世紀末十年カウチポテト日記3
- 世紀末十年微風闘日記4
- 世紀末十年微風闘日記5
- 世紀末十年微風闘日記6
- 世紀末十年微風闘日記7
- 白夜の騎児・清水清論
- 世紀末十年微風闘日記8
- 自伝の周辺
- 騒の乱
- 社会派の詩人達・『抵抗と表現』西杉夫評論集
- ブルースの死んだ街から
- 戦後詩は終わったのか
- 昭和余年考
- 詩人探訪·岡本潤
- 植民者としての贖罪を背負って・村松武司著作集『海のタリョン』
- 低人の系譜・寺島珠雄詩集『片信録』
- ビブビブのエレジー