1994年2月、小沢書店から刊行された古山高麗雄のエッセイ集。装画は村上豊。
目次
Ⅰ
Ⅱ
- 老いの自覚
- 小説も世につれ
- ”死の恐怖”から逃れるために
- 画家の心
- 忘れ得ぬ道
- 密室の窓
- 武蔵野は欅に宿る
- 惹かれ続ける動物、馬
- 旧居再訪
- 編集者として、書き手として
- 干渉しない、されない酒
- 「墓地で」
- 私の好きな町
- ダメ社員の三十年
- 信州の秋
- 最初の記憶
- 私のセンチメンタル・ジャーニー
- ザル碁も楽し
- ひとりぼっちの銀ブラ
- 食うことについての戦争後遺症
- 紅葉と語り合おう
- 花の匂いの記憶
- わが酒
Ⅲ
- 時代への提言
- 昭和を生きて
- たちまち一色になる国
- 巨大なバスが走りだした
- アノネ、オッサン、ワシャカナワンヨ
- 久米宏「陰間」論
- 何であれ、こわい
- 選べる広告讃
- 真実の行方
- 反省すべきは桑田よりマスコミのほうだ
- マスコミよ教えておくれ
- 蟷螂の斧
- 管理は当然だが
- 大義とは
- 大義はかなわん
- オグリキャップは不滅です
- 戦争半可通
- 悪事の健全化
- 真実ということ
- 「やらせ」より怖い媚言
- 三分の理
Ⅳ
あとがき