1956年7月、アルビレオ會(串田孫一方)から刊行された勝又茂幸の第1詩集。
目次
序 串田孫一
Ⅰ
- けものたちよ
- 電信柱に寄す
- あいさつ
- 将睡幻覚
- 砂
- 眼
- 眼(その二)
- 大樹と家
- 空の列車
- 夜の響き
- 赤いカスタネット
- 中共引揚風景
- 犬
- 冬の花
- 堀
- 闇
- 月光
- 小さな雛
- 金魚
- 綿屑
- 片目の金魚
- 犯人
- 春の墓地
- 秋深し
- 生の岸邊に
- ムーン・フィッシュ
- ラ行の人生
- わ行の人生
- 羆の休日
- 十年
Ⅱ
- カラスと少年
- 祈り
- 中國鄂城にての思い出
- 秋に(V)
- 秋に(VI)
- 秋に(XV)
- 秋に(XVI)
- 途に死す
- エンヌへ
- Iよりの歸途大根驛にて
- あかり
- 私はだまつて立つていた
- 電柱
- ぼんやりひとり歩き
後記