1969年10月、太平出版社から刊行された秋山清(1904~1988)の評論集。装幀は山本義信。
目次
戦後詩の私的な回想
はじめに
- Ⅰ「事件の詩」について
- Ⅱ二、三のアンソロジーについて
- Ⅲ『祖国の砂』と『京浜の虹』
- Ⅳ人民詩精神
- Ⅴプチ アナ・ボル論争
- Ⅵ民主主義への転向
- 「暗愚小伝」
- 多数から多数へ
- Ⅶ官尊民卑――田木繁をめぐって
- Ⅷわれをはげます歌
- 「われをはげます歌」
- ある小さな名誉
- 星と杭
- 抒情詩について――事件の詩の感想
- 「赤と黒」と「驢馬」――この二筋のながれ
- 「赤と黒」について
- 「驢馬」について
あとがき