1968年10月、黄土社から刊行された石井健吉の第2詩集。装幀は菅原克己。石井は金子光晴に師事。刊行時、東京都立高校教諭。
目次
- 海亀
- 面
- 蛇Ⅰ
- 僕は見た、君は見た
- 花のざれ歌
- 自尊
- 生と死
- 女Ⅰ
- 希望
- 今日は誰に話しかけたらよいのか?
- 音楽
- 飛行
- 愛の眼
- 黄色い霧
- 魚と陸
- 鳥
- 犬
- 猪
- 叫び
- なぐさめ
- 下車
- 轢殺
- 蛇Ⅱ
- 無題
- 神
- イタチの電気おどり
- 輪廻の神
- 挽歌
- 食事
- 灯
- 別れ
- こおろぎⅠ
- こおろぎⅡ
- 墓守のように
- 絶望
- 魚Ⅰ
- すいれん
- 手Ⅰ
- 返事
- 雲とこおろぎ
- 絶望・希望
- こおろぎⅢ
- 色
- 海と三人の男
- 何故来なかったのだ
- 手Ⅱ
- 悲しい眼と耳
- タチアオイ
- 風
- 憂鬱
- あつい午後
- くるま
- 魚Ⅱ
- 墓に寄る―挽歌
- XY写真館前で
- 歳月
- 野良猫
- 死
- 雪
- 木枯
- 手Ⅲ
- クツワ虫
- 女Ⅱ
- 花と人
あとがき