けいおす 依田義丸詩集

f:id:bookface:20181025152314j:plain

 1991年9月、思潮社から刊行された依田義丸の詩集。


目次

  • 詩とは何か
  • 辿ってきた道がそこでふいに未来に
  • なんやこう狐にでもつままれたようで
  • だれもいなくなったほうが、安心していられる
  • 視点はやがて奪われてしまう
  • 一度だけ前衛だったのかもしれない
  • いつか突然詩人でなくなる
  • まだ救われるかもしれない
  • 限りなくしなやかな
  • ぼくはまっ白な一枚の紙になってしまって、
  • そこからすべてが始まった
  • もう化物のなかに取り込まれているのかもしれへん
  • 負の罪だけはないだろう
  • まさか風景といっしょにこの私まで
  • わたしにはありません
  • でも今はまだ始まったばかりだ
  • 種は麦にそして妻は種に
  • 片手はやっぱり鳴らないことになっている
  • 世界のはじまりは見えない
  • 華麗に華麗に
  • ということにしときまひょ
  • 死んでいくカリフラワーみたいに
  • 拾われた象と雲と両親

あとがき


NDLで検索
Amazonで検索
日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索