1977年11月、国文社から刊行された森上多郎の詩集。装幀は吉見敏治。第11回総評文学賞受賞作品。
目次
Ⅰ
- 風景
- 少女と太陽と戦争
- 尻尾について
- 凍った場所で
- ある秋の章
- 睡眠
- ぼくの一日は……
- 市場
- 秋
- 街の景色
- 少年と夏と戦争
Ⅱ
- 乱杭歯で
- 梅雨期(一)
- 梅雨期(二)
- 夢ではいつも……
- 酒場はぼくで……
- レモンのように……
- 風が折れ曲って
- 春
- 雨
Ⅲ
- 冬の空に
- 冬の太陽
- 海を見に行く
- 疲れるぼくたち
- 夏・一九七五
- 現象
- 花嫁
- ある歴史
- 魔女贋説
- きみはぼくに……
- 朝があけると……
跋(小島輝正)
あとがき