1977年4月、思潮社から刊行された清水哲男の評論集。装幀は小松桂士朗。
目次
1
- 血眼にはなれないということ
- 詩的空白者の差し出口
- 唄が火につつまれる
- イメージの鷹・リズムの蛇
2
- この、瞬間の王! 北原白秋
- 啄木ぎらいの弁 石川啄木
- 遠き唄 西条八十
- 暗い自転車 小野十三郎
- 私の現代詩入門 鮎川信夫
- レインコートと腹がけどんぶり 北村太郎
- 断念のかたち 清岡卓行
- 悩める魂の詩論化 谷川俊太郎
- 猫も上手な詩はつくる 富岡多恵子
- 彼岸へのスリリングな道程 天沢退二郎
- 謎としての立体地図 荒川洋治
- 体温拒否の詩人 平出隆
3
4
あとがき