1977年11月、エポナ出版から刊行された小田川純の第1詩集。エポナ現代新鋭詩集1。装幀は筒井宏子、装画はながよしかよ。
目次
Ⅰ.からっぽの空
- 不在の男
- 0(ゼロ)
- 自殺の風景
- からっぽの空
- 空の写真
- ことば氏
- からす
- ふけのフィルム
Ⅱ.朝鮮の虐殺
- 硫黄島
- 海の誘い
- Tank
- 屠殺場と夕焼けとが描く飾画
- TheLastSummer
- 朝鮮の虐殺
- パチンコ民族の組みたて図
- おれのことば
- 石屋戸(いわやど)の前の夜の宴
Ⅲ.ほんとうのぼくの問題
- ふしぎなくだもの屋
- 電気について
- ほんとうのぼくの問題
- 手紙の夢
- AUSTRALIA
- 秋の悲しみ
- おめでとう新年
- そこには
Ⅳ.君を愛して
- 愛の運動
- その人
- 朝の美学
- その手
- おとうちゃんのおとうちゃんがしたように
- 修証義
- 君を愛して
後記
詩編覚え書き
著者略歴