1942年11月、興亞日本社から刊行された西村皎三(1902~1944)の詩集。
目次
序詞 神鄕高千穗に詣でゝ
- 皇紀二千六百一年十二月八日
- 詔書遂に下る
- 捕虜、たそがれの丘を降る
- 十二月八日、夕暮の歌
- 青竹蛇
- 空戰終る
- あるパイロットの風景
- 青竹蛇
- 若き飛行隊長
- 戰暇
- 無電來る
- 一杯のビール
- 家信について
- 椎の古木
- 朝
- 家鴨
- 前線にも夕映がある
- 魚族
- 日章旗
- 荒鷲 小谷雄二中佐に捧ぐるの詩
- たんぽぽの花
- 富士は冴えたり
- 農民歸村
- 蟋蟀
- 湯村長の歌
- 少年蔡の歌
- 日語學校にて
- 橋
- 初めて廢墟に立ちて
- 富士は冴えたり
- 靜かなる噴煙
- 屍
- 巴里は陷落したぢやないか
- 野村中米大使歡送會
- しづかなる噴煙
- 少女工の歌
- 牛洗ふ男
- 表札
- 籠を腕にあなたは
- 南支那海
- 洋上會談の圖
- 朝のコーヒー
- 聯合艦隊は基地に集結してゐる
後記