2013年10月、いりの舎から刊行された小市邦子の第1歌集。
目次
小市邦子歌集『海のオルガン』に寄せて 高崎亘代
Ⅰ 一九八六年五月―一九九九年
- 手紙
- 職場
- 森山健一郎先生
- ベトとドク
- 眠り姫
- バレエ
- 対き合ふ
- ワンダーフォーゲル部
- 動線
- 恋した茱萸
- 残留孤児三世
- 信濃
- フランスの旅
- 娘の電話
- 大桜
- 生徒棟
- ピカソの白鳩
- ヤドランカ
- 〈ドラえもん〉を作る
- 父の死
- 見える
- 沖縄の貝
- 指示
- 長澤力先生
- 光の束
Ⅱ 二〇〇〇年―二〇〇三年
- 我が名
- 原種水仙
- 待つ命(一希誕生)
- 真鶴にて
- 文人校長(蝦名五郎先生)
- 母と娘
- ヨコハマ写真
- そのままに
- 「今や戦前」
- 渓水
- たまきはる
- メーデー
- 禅寺丸柿
- 神と遊ぶか(結弥誕生)
- 下田港
- 評価
- 三十年
Ⅲ 二〇〇四年―二〇〇六年
Ⅳ 二〇〇七年―二〇一〇年
- 日本庭園
- モネの傘
- 杭州の子
- なほ深き
- スペイン旅行
- 幼ら
- シャボン玉
- 葵祭りに
- 目守られ(充喜誕生)
- 運動会
- 三十三回忌
- ガザ地区
- プラハ演説
- 江戸の青年
- 海のオルガン
- 一こま一こま
- 阿修羅
- 絢子師逝去
- 駅
- 深大寺植物園
- 無念
- 青年美容師
- 秋の居間
- 太極拳
- フィヨルドの風
- 娘とふたり
- 三百回目の詠草
Ⅴ 二〇一一年―二〇一三年八月
あとがき