1971年7月、私家版として刊行された鍋島輝美の第1詩集。
目次
Ⅰ
- はこがたのあい
- あたしの情事
- あたしの中にいる他人
- きみのかたち
- 未来
- 男でないきみ
- 赤の他人
- 女のにおい
- きみについてあたしが知っている事少しばかり
- 抽象のきみ具体のきみ
- あいと愛
- 愛する街
Ⅱ
- 季節(Ⅰ)
- 季節(Ⅱ)
- 季節(Ⅲ)
- 季節(Ⅳ)
- あなたに
- もの
- 女
- 許すがごとく許し給へ
- 春の紅い花
- すきなことはすべてではない
- 別れ
- あなたたち
- 盲目
- 青空
- しかし
- 別れをもう一度
- あなたのいない
- 記憶
- 何故
Ⅲ
- 肉体
- 背徳へ
- あたしのたましい
- あたしがあなたとよぶ人は
- こいうた
- 夢
- 愛をこめて
- 出来事
- 暴力理論
- 明日のつぎ
- 四角な空
あとがき