2000年7月、かまくら春秋社から刊行された堀口すみれ子の詩集。装幀は山本容子。
目次
- 海の春
- 風の糸
- 梅の香に
- 風の祈り
- 風の声
- 避暑地の秋
- さぎ
- 八方尾根
- 五月闇
- 巷に雨の降るごとく……ヴェルレーヌさん
- 九月
- 真名瀬山
- 悪口
- 迎春(ニュージャージーで)
- 春告げ雪
- 予感
- 輪になって
- 円覚寺幽一
- 夜あそび
- 冬でもない 春でもない
- 無責任
- 春霞
- くす若葉
- 海から寺へ
- 遠くはなれて
- お散歩
- 音
- かえる
- スノー・パンジー
- びい玉
- 海がもりあがっている
- 一期一会
- 休止符
- アイスキューブ
- リオ
- 少女たち
- インディアンからきいたコヨーテの嘆き
- 衣替え
- 陽炎の中で
- においの記憶
- 白い貴婦人
- 灰色の埠頭
- そのあと
- オイルサーディン
- 夜に
- 鳩のいる庭
- 一九九九年 夏
- 送り火の夜
- わかれ
- 月夜の虹
あとがき