1977年12月、私家版として刊行された武内俊子の伝記。表紙絵・挿絵は泉梓、扉絵は長谷川集平、カットは遠山のぞみ。
目次
序文(柳井堯夫)
第一部 生い立ちの記 (武内邦次郎)
- 家系
- 水泳
- 安達式挿花入門(花名 武内紫潮)
- 犬
- 「風」の出版
- 「風」序
- 「風」のおひたち
- あとがき
- 「かもめの水兵さん」の誕生
- 文部省唱歌と仏教童謡
- 童話作家としての足跡
- 「こどものくに名作選」あとがき
- 主婦業との兼ね合い
- 写真好き
- 子供の教育
- 発病
- 納骨から終戦まで
- 十七回忌の思い出の会
- 花名についての私の憶測
- 最後のむすびの言葉
- 思い出のこぼれ話三題
第二部 思い出話集
- 「かもめの水兵さん」に思う(町尻量光)
- 当時の童謡係として(柳井堯夫)
- 風操懐古(泉漾太郎)
- 風の如く来りぬ(小林隆治)
- 武内俊子さんの思い出から(與田準一)
- 「手まり歌」「真珠」の思い出(松島彜)
- 古い友人の一人として(大村主計)
- 武内さんの詩 (三浦宙一)
- 詩人武内俊子さんの想い出(山本雅之)
- 「山国の子供たち」のころ(伊東福二郎)
- ハチ公前の思い出(江上フジ)
- 遂にお話しする機会のなかった武内俊子さん(足羽章)
- 犬とお花が縁で(奈街三郎)
- 俊子さん(阿部紘子)
- 武内俊子さんと「かもめの水兵さん」(都築益世)
- 第一回武内俊子賞を頂戴して(高田敏子)
- 本書の意義(村松道弥)
- 俊子さんの思い出(新宅慶一)
- 俊子さんの思い出(鍵川栄子)
- 薔薇なお(土井博子)
- 思い出(柏戸フキ)
- 武内俊子夫人の思い出の記 (三須恭)
- 武内俊子様三十三回忌に寄せて(丸山雛子)
- 俊子さんの思い出(植木綾子)
- 懐かしい歌の誕生に寄せて(河村順子)
第三部 童話編 作品集
- ポックリと鉄砲
- お人形さんとタマ公
- マッチとタバコのお約束
- じまんした高い煙突
- かえるのボート・レース
- やほやの をぢさん
- オサルトカンガルー
- オヤクソク
- もうすぐおやっ
- サブチヤンノ望遠鏡
- テフテフトコヒツジ
- ありと蝶々
- 勇ちやん
- ライオンとあさなは
- ケンチヤンノユウキ
- 童話作品年表
第四部 童謠編作詞集
ブラームスの子守歌・風よろん・月夜の傘・友よ鋒とれ・ 向ふ三軒店・日本晴・キモンブクロ・看護婦サン・コドモ翼賛会ノ歌・落下傘部隊・月夜のお祭・父さんおかへり・せんさうごつこ・ウサギバンザイ・日本刀の歌・四つの兄ちゃん・影ふみ・アイウエオ山・山ノオ猿サン・象サンノオ鼻・ オイチ二の兵隊さん・てふてふのおでんわ・鯉のぼり・トントントン橋・竹馬ホイ・月夜のお使ひ・おるすばん・小鳥の踊り・アツサニマケズニ・かさの行列・おやすみなさい・支那の花嫁さん・手品師小父さん・港についた小父さん・摘草・汽車のおしやべり・モノマネハカセ・花マツリ・てるてるてるてるてる坊主・クリヒロヒ・ぼくの椅子・子とろ子とろ ・ママノオツクエ・しばゐのお猿・こいぬ・赤ちやん・航空母艦・でんしよばと・アイスクリーム・おもちやの汽車・メダカノエンソク・牛乳屋さん・ちんじゆさま・ビルヂング・きつぷきりましよ・ニンギヤウツクリ・チヒサナカアサン・ ストーブ
童謡作詞年表
童謡曲譜集
年譜
「思い出の記」執筆者住所録
後記
関連リンク