1973年9月、風書房から復刊された更科源蔵の第1詩集。初版は、1930年12月、北緯五十度社から刊行された。付録栞は「復刻に際して」(更科源蔵)、「種薯」への批評(高村光太郎、北山癌蔵(草野心平)、萩原恭次郎、岡本潤、神保光太郎、高田博厚、伊藤和、真壁仁)
目次
・古譚
- チャチャはこう話して吳れた
- 熊の話
- 吹雪の古譚
- 熊狩の話
- ナヽそだべ
- 古譚記録
・焚火
- 焚火
- 麥おとし
- たよりない話
- 朝
- 敬とイモ
- 混濁街
- 虫狂人
- 爭ひ
- 夏雲
- ヒゲの生えた自畫像
・代用敎員
- 代用敎員の詩(一)
- 代用敎員の詩(二)
- 代用敎員の詩(三)
- 代用敎員の詩(四)
- 眞直な線
- 小さな足跡
・北緯五十度
- 貧乏と秋雨
- 手紙
- 手紙
- 手紙
- 鮭
- 掛聲
- 吹雪
- 木立
- 母
- 山越し