1957年5月、アポロン社から刊行された宮崎丈二(1897~1970)の詩選集。装画は著者。
目次
・「爽かな空」より
- 平野と天空
- 幸福の手
- 大きな月
- 深淵
- 風のやうに
- 月よ
- 機関車
・「太陽の娘」より
- 太陽の娘
- 冬の小鳥
- 南の歌
- 花(病床にて)
- 六月の朝
- 一つの花
- 生きることを教へる
- 季節の花々
- 冬のたんぽぽ
・「白猫眠る」より
- 冬の平手打ち
- 夜行列車
- あなた
- エライカ――或るロシアの少女に
- 友を迎へる
- おもひ
・「南方の精神」より
- 南方の精神
- 立ち上った達摩
- 山の宿
- 膃肭臍
- 遠い面影
- 早春
- 春
- 自分の喜び
- 小春の月
- タ闇
- 人生
- 小川のほとり
- 雪中の鷲
- 寒さ
- 冬花亭初秋
- 伊豆大島で
- 詩業二十年
- 春の新郎
- 朧月
- 縁先で
- 来ないかも知れない便り
- 自分は生きる
- 美の顔
- 偶作三
- 八大山人
- ほゝゑみ
- 雨
- 世界一周のコクトオ
- たんぽぽ
- 偶作五
- 初冬
- 木犀
- 偶作七
- 春近い夜
- 桜
- 不思議
- つはぶき
- 芙蓉
・「花籠」より
・「この道を歩く」より
・「合図」より
・「独坐」より
あとがき