1998年8月、七月堂から刊行された野村尚志の詩集。
目次
- ビオラ
- 会議
- 友よ
- 矢を放て
- 私がバイトを変えたわけ
- 私がバイトをやめたわけ
- 白い粉
- 定点―1
- 一行の詩
- 世界のすべての映る鏡を探しに行こう
- ミホさんに会った
- 「ム」考
- 「の」考
- キジを見た朝
- アパート猫
- 蓮華草
- 雪から血そして春小鳥
- 雲の上でオルガンを弾いてみたくなった
- ただ
- 隅
- 願望
- 秋静か
- 雨
- 真鍮
- 六月の夕方の風
- 爪を切る
- しその葉
- 菜の花の春
- 紺のコンバース
- 初詣
- 雪の後
- 花売り
- 冬へ向かう空
- の、までの、散歩
- 坂道で
- 鹿沼のコスモス
- 東汗
- 角館に母親と行く
- 宇都宮行付記
- うぐいすが鳴いている