雪むしとしずく 野崎裕子詩集

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 1959年秋に私家版として刊行された野崎裕子の詩集。表紙は海野経。

 

 作者野崎裕子さんは現在盛岡工業高校工芸科三年に在学中です。この詩集は中学時代から高校三年の夏までの作品から集めたものです。
 この詩集をつくるについては、野崎さんから特に意志表示があったわけでなく、編者が作者のゆるしを得てまとめたもので、編者としては詩作に精進している作者のため、将来への一つのよりどころをつくってあげたいという気持のほか何の他意もないことを申添えておきます。
 題名の”雪むしとしずく”は作者につけて貰い、表紙は海野経画伯にお願いしたものです。
(「あとがき/加藤英夫」より 

 
目次

  • 雨(一九五五)
  • いす(〃)
  • 水(〃)
  • 朝霧(〃)
  • 大木(〃)
  • 船場(〃)
  • 秋(〃)
  • 落葉(〃)
  • すすき(〃)
  • 秋(〃)
  • 時雨(一九五六)
  • キリギリス(〃)
  • 朝霧(〃)
  • あこがれるだけでなく(〃)
  • あこがれ(一九五七)
  • 湖にて(一九五六)
  • 月夜に(〃)
  • 女囚(〃)
  • 夕ぐれが好きなら(〃)
  • 四角な空へ(〃)
  • 冬(〃)
  • 貝がらのうた(〃)
  • 雪(一九五七)
  • 砂原で(〃)
  • 吹雪(〃)
  • チビ(〃)
  • 愛(〃)
  • 思い出(〃)
  • 沼で(〃)
  • 六月の山で(〃)
  • 海(〃)
  • 追憶(〃)
  • オールヴァール(一九五七)
  • さくら貝の歌(〃)
  • 風の中に(一九五八)
  • あなたの中で海の音がする(〃)
  • 朝もやの中で(〃)
  • 九月(〃)
  • 冬(〃)
  • 別れ(〃)
  • 赤い雲(一九五九)
  • 白衣の人に(〃)
  • ゆきさん(〃)
  • アムール(〃)
  • 倦怠(〃)
  • 夏(〃)
  • 生活(〃)

あとがき

 

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