2020年6月、響文社から刊行された杉本真維子(1973~)のエッセイ集。装幀は菊地信義。著者は長野県生まれ。
目次
一
- 校門の前の黒いマント
- 花の事故
- 「野蛮」の出現
- 幽霊坂
- 放哉のお茶
- 野球選手のおうなコバエ
- 影絵の人
- 無駄あつめ
- コーラのなかの桜
- どうってことない、という純粋
- 難しい贈り物
- 天国への日帰り
二
三
- びばうし!
- 雄島の獣
- 枠になりたい
- 不思議な国の五組
- 米粒を噛みながら
- はだかのこころまで
- けやきに抱きつきに
- 闇のはしご
- 雪の宣誓
- 日傘と音楽
- プレハブの夢
- 伝書鳩
- 三日間の石
- 何屋でもなく