2014年11月、土曜美術出版販売から刊行された市原千佳子(1951~)の第5詩集。著者は宮古島生まれ、刊行時の住所は宮古島市。
目次
- (起の扉に)ちよにやちよ
- わたしの子は
- 泣き口
- ヘソの原理
- 靴
- 輪郭線
- イキモノガカリ
- 地球の子
- ぜんまい巡り
- (承の扉に)光の化石
- 臍結び
- 正しいさよなら
- 言谺(ことだま)
- 骨の領域
- 星ろくろ
- 戻らなくてもいいほどの遠さ
- 縁までは私語で泣いている
- 海の折れ線
- ボーンの郷
- (転の扉に)波口
- みみず
- 今日わたしはひとつの垂直だった
- 消しクズ
- エキストラ
- 髪が暴れる
- 星の切符
- 一階の耳
- 夜の格子牢
- (また転の扉に)虹曼荼羅
- 天蜷(ティンバウ)
- ∞(メービウス)
- 折り紙
- 砂霊
覚書