1948年11月、解放社から刊行されたこばやし・つねおの第1詩集。装幀は鈴木道明。
目次
- 水仙
- おつう
- 日の丸
- プラツトホーム
- 蟇
- 朝
- 線路
- こうもり
- 東京の子供たち
- 冬がくる
- 學生街食堂
- ナイフ
- 文あり
- アカハタ
- 朝鮮ブナ
- アヤコ
- ケイコ
- 問題をかんじないか
- ガスタンク
- 歌
- おまえの村をわすれるな
- 山のうた
- ナタ
- ねむつている女
- どこへいつた
- 雨乞い
- 流れにたちて
- こんな話
- 新鮮なるもの
- かぼちや
- 見てください
- 豐年おどりの夜
- 小學校の思い出
- 海の水
- ほこらしげに
- あの娘
- 君らについて
- 元氣のいい子供たちに
- まつくろな家列
- みえたりかくれたりする顏
- 機關車にうたう
- おつ母ちやんの思い出
- 妹の手
- ソ滿國境の思い出
- トランクを一つのこして死んだ金
- 種子
- めくらの夫婦
- 義足のうた
- 一九四八年正月のうた
- 麥ばたけのうた
こばやし・つねおのこと 甘粕石介