1987年4月、思潮社から刊行された網谷厚子(1954~)の第2詩集。表紙は福地靖。著者は富山県生まれ、刊行時の著者の住所は竜ヶ崎市。
目次
- だから紙飛行機を
- 休戦の申し込み
- ピラニアみたいに罪
- 逃れたい朝まだき
- アンモナイトの夢
- 洪水のきそうな朝
- いつまでもイコール
- 理解
- 眠たそうに病んで
- 空隙のような記憶
- 行く水のように
- 再生願望
- いつかキャッチしてほしい
- パラドックス
- 竜宮幻想
- ディコンストラクション
- 朝ぼらけに
- マザーランド
- あまつをとめ
- 供犠されるために
- 棲む
- 妹はキャベツ畑から生まれる
- 砂山
- 草を刈らさね
あとがき