1983年1月、詩人集団沙漠と北九州詩人協会から共同刊行された河野正彦(1928~)の詩集。装幀は重松信義。著者は大阪市生まれ、刊行時の著者の職業は小倉北区市民相談室長、財団法人日本美術刀剣保存協会北九州支部理事。
目次
Ⅰ
- 傷口と扉(昭29)
- 生体解剖 (昭28)
- センチメンタルジャアニイ(昭30)
- 他人について(昭31)
- 風呂について(昭33)
- 掘る(昭33)
- タン壺(昭36%)
- 父と子のクレヨン(昭37)
- 切りたおす(昭38)
- 官僚(抄)(昭39)
- 出発(昭40)
- 繭(昭42)
- 石の仏たち(昭45)
- いまはものをいわない(昭51)
- ことばについて(昭52)
- うしろすがた(昭54)
- ある当惑(昭55)
Ⅱ
- 赤いシューズ(昭56)
- 頼子よ(昭57)
Ⅲ
- ある手術(昭33)
- 橋(昭47)
- 白い岩(昭37)
- ある女の死 (昭28)