1995年8月、鉱脈社から刊行された三島久美子(1947~)の第4詩集。現代九州詩人叢書6。著者は宮崎市生まれ、刊行時の住所は宮崎市祇園。
目次
Ⅰ
- 藍青(らんじょう)
- 塩と兵士
- 無縁の男
- 帰郷する男
- 三つの椅子
- 食堂あとの空地
- 夕焼け市
- 冬の坂
- 火の家
- たずねびと
- 厄落しの夜
- 雪空の食卓
- 風が消す
- 風道の峠
- 朝の石段
- 記憶のしげみをあるく
- 夜の台所
- 台所で名前を
- ノック
- 梅が飛ぶ
Ⅱ
- 翼と兵士
- 貝の在る場所
- ふりむく
- 静かな椅子
- 島
- 空に映った村
- 相席
- 先行するもの
- 針
- 禁欲
- 流星の映る町で
- 塩の女
- やとみ草も満月も
- レクイエム
Ⅲ
あとがき