1969年1月、大川宣純詩集刊行委員会から刊行された大川宣純(1925~1961)の遺稿詩集。表紙は著者による素描。第14回高知県出版文化賞受賞作品。
目次
・てんとう
- 道
- 冬
- 女の窓辺に傾きたてる「たがやさん」
- 病日記
- 夜
- 登山記
- かむへのこと
- くれ
- 三彩
- 初夏の雨の日
- 貴方ノアトリエ
- 愛
- あられふる
- 線
- 途上
- 深夜
- 秋
- 朝の断想(墓山)
- 長男
- てんごう
- 絵に描くことを禁じられてゐたニコライ追想記
- 童顔の肺びょう病みと向日葵と
- しゅうち派
・砂川五番
- 世代
- まがりかど
- 私は――
- 空地
- 熱海錦ヶ浦にて
- 港にて
- 江戸川公園現場にて
- 砂川の眼
- 港A
- 港B
- 雪の日曜日
- そのあさのうた
- カノ川スケッチ
- 砂川五番<春>
大川宣純 その稚拙の時代 大崎二郎