2006年6月、湯川書房から刊行された金田弘(1921~2013)の詩集。表紙絵は西脇順三郎「はりまの春」。付録栞は、「栞」(津田清子)、「(永劫の思ひ残る)詩」(藤富保男)、「豊穣の『時』『空』」(山本忠勝)、「うるわしい雷鳴」(大倉宏)、「金田さんのしわざ」(竹廣裕子)、「はりまの春」(鈴木漠)。著者は兵庫県龍野市生まれ、刊行時の住所はたつの市。
目次
Ⅰ
Ⅱ
- 不如帰
- 夏の島
- 不退寺の秋と
- 但馬旅行
- 老詩人の旅
- これがパリの空よ
- モンマルトルの丘
- グレーの古橋
- ときどき笑う
- いましがた
Ⅲ
- ひいらぎ
- 茄子と胡瓜
- 間奏譜
- 一声
- 枯木に水をかける
- 案山子
- みやこわすれ記
- 曲った池
- かれからのたより
- 最後に松と語る
あとがき