2004年8月、沖積舎から刊行された仲嶺眞武(1920~)の詩集。著者は沖縄県与那原町生まれ、刊行時の住所は千葉県流山市。
目次
・月光とスカラベ
- 1 山笑ふ、山眠る
- 2 夜の山
- 3 私の伴侶は
- 4 防波堤
- 5 水平線は越えられない
- 6 蜘蛛は歌う
- 7 蝶蝶は眠らない
- 8 究極の自我
- 9 幼児の見たもの、聞いたもの
- 10 内観
- 11 古池
- 12 めだか
- 13 小さな輪の中で
- 14 恐竜は疾走し、飛翔した
- 15 空を見る
- 16 天国
- 17 月見
- 18 月光とスカラベ
- 19 あの世の絵本
- 20 うつせみ
- 21 続演
- 22 宇宙からの呼びかけ
- 23 地球と一体
- 24 共に居る
- 25 仲間たちよ
- 26 抱擁
- 27 地球のように
- 28 ぼくの誕生
- 29 顔の中心には鼻がある
- 30 空気教
- 31 受水走水
- 32 サムサーラ
- 33 菜の花畑の中で
- 34 夏の日に
- 35 秋天
- 36 机に向かっていて
- 37 自然は自画像を描く
- 38 神の自画像
- 39 宇宙は神を造らなかった
- 40 羊は人間を飼っている
- 41 あなたが見る神
- 42 一対の言葉
- 43 三つの記号
- 44 言葉の虜
- 45 お祈りの代わりに
- 46 わたしの脳
- 47 三世
- 48 土の中に埋まりながら
- 49 神は飢えているか?
- 50 空は鳥の群れを導き
- 51 結跏せず、趺坐せず
- 52 死後の世界
・ネヴァモア
- 53 夜明け
- 54 はにかみとあきらめ
- 55 含羞
- 56 神の目
- 57 石は嘔吐する
- 58 見られている存在
- 59 蝶を放つ
- 60 人間たちの演奏
- 61 烏賊の磔刑
- 62 夢想仏心
- 63 億年後
- 64 犬に見えてしまう
- 65 夢の中で
- 66 桜の木の下にライオンはいない
- 67 よく見ると
- 68 木や石を見ていて
- 69 石の種
- 70 歯を埋める
- 71 日々是好日
- 72 残生の風景
- 73 目の変質
- 74 人が喋っているとき
- 75 石は祈っている
- 76 瞑想
- 77 老境
- 78 樹化石化
- 79 墓石の一字
- 80 もし無がなかったら
- 81 終末の光景
- 82 借命
- 83 生と死のあかし
- 84 仏像の背中
- 85 表現
- 86 自画像を描くなら
- 87 赤ん坊の目
- 88 哺乳瓶
- 89 禿鷹
- 90 骨の中の言葉
- 91 沖縄の女たちの言葉
- 92 アダムよ
- 93 搾りかす
- 94 接吻
- 95 釘を打つ
- 96 ヘッド氏
- 97 われ惟う
- 98 自繩自轉
- 99 宙に浮く太陽
- 100 道
- 101 海を眺めながら
- 102 溺死体の時間
- 103 存在とは絶えざる変化である
- 104 ネヴァモア
あとがき
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