1974年12月、土曜美術社から刊行された島田勇(1937~)の第2詩集。装幀は吉見敏治。著者は長崎県島原生まれの私鉄詩人。刊行時の住所は横浜市中区。
目次
序 小さな檻を脱して 上村肇
・序詩
- 鴉
・牛の章
・蟇の章
・豚の章
- 峠の駅
- 大阿蘇外輪山麓の駅
- 機関車風景
- 牛
- 操車場
- 牛
- 豚
- 牛
- 暮春
- 爪
- 水仙の花
- 山霧
- 初夏箱根
- 棺にのる
- 都電挽歌
- 保育園で
- ・蛇の章
- 基地の朝
- ワンダフル
- 黒いS港
- デモの中で
- 埠頭にて
- 冬の河口
- 岬
- 母
- 炎えた乳房
跋 一つの感想 大岩弘
あとがき