1948年5月、大日本雄辯会講談社から刊行されたスティーヴンソンの児童小説。翻案は高垣眸(1898~1983)。装幀挿絵は松田穰。
目次
第一編 フリント船長の海図
- 深夜の上陸
- フリント船長の毒手
- 船が見えるッ!
- いつせい射擊と擲彈
- フリント船長の死
第二編 老海賊
- ビリーを追跡しろ
- 黑犬だよ
- むこうきずのビリーの死
- ビリーのいしょう箱の鍵
- 海賊どもの襲來
第三編 船の料理人
- フリント船長の海図
- 一本足のシルバー
- 船長のもうしいで
- 船出
- りんご樽の中
- 一人まえの水夫
第四編 たから島に上陸して
- 海賊たちのボートへ
- 生きていたベン公
- 柵小屋の探檢
- 水夫グレイ
- かかげられたイギリス國旗
- ジム少年帰る
- 白旗の軍使
- 海賊の襲擊
第五編 ヒスパニオラ号
- 鉄砲のベン公をたずねて
- 密林の誘惑
- ジム少年の思いつき
- 大洋の漂流
- おろした黑旗
- ハンズの惡計
- 今こそジム船長
- 第六編 シルバー船長
- シルバーのおうむ
- ジムは卑怯者か?
- 四ヵ條の苦情
- 医者の回診
- ジム少年のちかい
- 第七編 フリント船長のたから
- 医者の言葉のなぞ
- たから探しに出発
- 幽霊の歌声
- おおだてものはベン公
- 逃亡したシルバー