1955年10月、白川書院から刊行された臼井喜之介(1913~1974)の詩集。
目次
序歌 吉井勇
自序 臼井喜之介
・愛の歌
- 愛の歌
- 待つことの切なさ
- 孤獨について
- 季節
- ともしびのかげに
- 地虫のうた
- 無題
- 沼
・秘唱
- 秘唱
- ある夜に
- 柿の實の抒情
- 雨
- 灯の見える山路
・望南記
- 望南記
- 時流
- 東京譜
- 時流2
- 地底のうた
- 再びうたう聲を
・光と肉體と
- 光と肉體と
- 悲歌
- 光と肉體と 2
- 山頂
- 殘照
- あこがれ
- 佛像礼讃
・折鶴のうた
- 折鶴のうた
- 虹
- 大黒柱
- 好日
- 齡
- 留守ばん
- 金を欲る日の歌
- 無題
- 冬
- 鬼籍
- 宿命について
- 粥の座
- 十年
- 圓坐
- 寒閨抄
・四季のうた
・〔春〕
- 新年の雪
- 年のはじめに
- 春寒
- 雪
- 蒼ぞら
- 蒼きそら
- 野草のうた
・〔夏〕
- 海
- 夏のかなしみ
- 海邊にて
- 海の歌
- 旅情抄
- 夜光虫
- 湖畔の歌
- 貝殼のうた
- 山上にて
- 夏幻想
- 祇園祭
- 花火
- 卵
・〔秋〕
- 夏は逝く
- 柿と雲と
- 月への階段
・〔冬〕
あとがき・臼井喜之介