2010年12月、ミリオン出版から刊行された友川カズキ(1950~)の歌詞集。写真は岡宮龍、編集はカワイオフィス。
目次
第一章 生きてるって言ってみろ
- 生きてるって言ってみろ
- 青春
- トドを殺すな
- 家出青年
- 似合った青春
- 歩道橋
- 石森さん
- 寂滅
- こんどの肉は手ごわいぞ
- あいうえお狂歌
- 死にぞこないの唄
第二章 おじっちゃ
第三章 木々は春
第四章 サーカス
- あれは兄達
- サーカス
- 湖上
- また来ん春
- 坊や
- 女人ぽさつ
- 桃源
- 星を食べた話
- 昇天
第五章 無残の美
- 無残の美
- セメント
- 海みたいな空だ
- 井戸の中で神様がないていた
- 花火
- 永遠
- 彼が居た――そうだ! たこ八郎がいた
- ワルツ
- ダンス
第六章 水には映らない
- 風の深夜
- ここはどこなんだ
- 燃えさかる家
- 武装に足る言葉などないのだ
- 子らはみな血を殴るためにうまれた
- もろびとの無常
- 春
- 水には映らない
- 夏のアカネ
- コスモスと鬼
- おとうと
- 祭りの花を買いに行く
- 明日が喉まで来ている
第七章 一人盆踊り
第八章 日々元気に死んでゆく
- 夜へ急ぐ人
- マッチ売りの少女
- 鬼
- 遊行
- 遊びに行こうよ
- ありがとう絶望
- 夢は日々元気に死んでゆく
- 間違いだらけの人生
- 鬼と仏とあいや棲む
- この世を踊れ
- 空のキャラバン
- 異郷の鳥
- ジャン・ジュネに訊け
- エリセの目
- 赤いポリアン
- ボーする日
- 水中眼鏡
- あやかしの月
- シシャモ
- 仙台
- 父を買う
- 顕信の一撃
- 葛西善蔵
第九章 競輪生活
第十章 いつか遠くを見ていた
- ピストル
- 訳のわからん気持
- メダカざんまい
- サトル
- ユトリロの逃げ脚
- 生きて死ぬという
- デラシネ
- いつか遠くを見ていた
- 続・ボーする日
- デッサン
- チャンス
- 昏酔然
- カラブラン
- 青い水赤い水
- 三種川
- イナカ者のカラ元気
- むそじのブランコ
- 絵の具の空
- 夢の総量
終章 先行一車
- 花あそび
- 明るい耳
- 青いアイスピック
- どこへ出しても恥かしい人
- 2010・夏・オガ(お母)
- 鬼の日
- 一人ぼっちは絵描きになる
- 先行一車
- 「ある歌手、或いはギャンブラー」 写真 岡宮龍
- 巻頭言 「絶叫する哲学者」 ヴィンセント・ムーン
- 友川カズキ 絵画
- 対談 「人災的邂逅」友川カズキ×西村賢太
年譜
あとがき
初出一覧