2006年10月、水声社から刊行されたヤリタミサコの評論集。装幀は四釜裕子。著者は岩見沢氏生まれ、藤富保男らに師事。
目次
1 ギンズバーグとビートジェネレーション
- 母殺しということ―アレン・ギンズバーグの「黒帷子」「白帷子」「カディッシュ」から
- ギンズバーグはどうしてホイットマンが好きだったか(1)―ギンズバーグはホイットマンの幻影を頼りにしていた
- ギンズバーグはどうしてホイットマンが好きだったか(2)―同性愛者としてのアイデンティティ
- ギンズバーグはどうしてホイットマンが好きだったか(3)―死と詩人の声
- ギンズバーグはどうしてホイットマンが好きだったか(4)―ビートジェネレーションとホイットマン
- ギンズバーグはどうしてホイットマンが好きだったから(5)―世界と自意識
- ギンズバーグはどうしてホイットマンが好きだったか(6)―ケネス・レクスロスとディラン・トマスをめぐって
- ギンズバーグはどうしてホイットマンが好きだったか(7)―レクスロス、反骨、寛容
- アウトロー/ビート/ロストジェネレーション
2 北園克衛をめぐって―ヴィジュアル詩とアート
- 具体詩(コンクリート・ポエトリー)とヴィジュアル詩をめぐって
- 北園克衛をめぐって(1)―「単調な空間」からヨーコ・オノへ。 インストラク
- ションアート
- 北園克衛をめぐって(2)―回転運動指示記号・可塑的接着剤・折り線としての「の」と多重意味
- 北園克衛をめぐって(3)―北園克衛・モダニズム・百年・今
- 北園克衛をめぐって(4)―「黒い肖像」のメタイメージを探る/黒い表面をスクラッチしてみると
- 詩をリアライズすること―松井茂の純粋詩と方法詩の演奏/上演
- アートと「今」というもの草間彌生、ヨーコ・オノ、藤本由紀夫をめぐって
- アートと時間―中ザワヒデキと越後妻有アートトリエンナーレをめぐって
- 高橋昭八郎と高松次郎―感覚は思考する
- フルクサスと今
3 カミングズを読む
- 雪snowと今now―「73の詩」と「95の詩』より(1)
- 00―『73の詩』と『95の詩』より(2)
- ひと・つ―『73の詩』と『95の詩』より(3)
- 詩と死―『73の詩』と『95の詩』より(4)
- 葉っぱはさびしい・・、、。―『73の詩』と『95の詩』より(5)
- ぼくのステキになつかしいエトセトラよ―『is 5」より
ヤリタミサコのあとがき
NDLで検索
Amazonで検索
日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索