1957年12月、弘文堂から刊行された浅見淵(1899~1973)の作家論集。
目次
- 伊藤整 チャタレイ裁判 伊藤整会見記
- 井上靖 井上靖論
- 井伏鱒二 吉利支丹文学に関して 「漂民宇三郎」について 井伏鱒二会見記
- 石原慎太郎 石原慎太郎発見
- 丹羽文雄 丹羽文雄論 丹羽文雄会見記 回想の丹羽文雄
- 外村繁 外村繁論 昭和十年前後
- 尾崎一雄 尾崎一雄論 尾崎一雄訪問記
- 川端康成 芸術主義の頽廃について
- 川崎長太郎 川崎長太郎会見記 三冊の新刊本
- 横光利一 横光文学を憶う
- 田畑修一郎 田畑修一郎の死 田畑修一郎のこと
- 谷崎潤一郎 「細雪」の世界 「過酸化満俺水の夢」について
- 太宰治 「晩年」時代の太宰治 太宰君と三宅島 自信家太宰治 桜桃忌 太宰治文学碑除幕式に参列して
- 滝井孝作 「無限抱擁」論 「無限抱擁」について 「滝井孝作集」解説
- 武田麟太郎 作家と作品の運命
- 檀一雄 「リッ子・その愛」「リッ子 その死」について 檀家の婚礼 坂口安吾の記念碑
- 梅崎春生 「桜島」その他 梅崎春生君のこと 梅崎春生会見記
- 八木義徳 八木義徳君について
- 福田恆存 「明暗」について
- 佐藤春夫「都会の憂鬱」について 「晶子曼陀羅」の会
- 下村千秋: 下村千秋氏のこと
- 火野葦平 火野葦平論