2008年2月、書肆山田から刊行された朝倉勇(1931~2023)の詩集。付録栞は清水哲男「加齢と明澄――詩集『散骨の場所』に寄せて」。
目次
- 風
- 路地には風が吹いている
- 定義と矢印
- 関心の在りか
- 散骨の場所
- いちじくの笑顔
- ある五月
- 根府川駅、四月
- 疲れる天使
- 日をぬいで
- その九十三歳
- ある自写像
- ピカソの銅版画
- 気になる名前
- 見えない橋
- 桃と二十一世紀
- ある日の芭蕉
- ねこがあくびをする
- 暗闇
- 光の世紀
- オトカムの夜
- 指
- 芸術家に何ができるか
- あの緑
- 落下
- どういう季節か
- 終わりに近く
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