1998年9月、雁書館から刊行された関口ひろみ(1961~)の第1歌集。装幀は山岸義明。かりん叢書113。著者は横浜生まれ、馬場あき子に師事、刊行時の住所は横浜市鶴見区。
目次
Ⅰ
Ⅱ
- 餐
- 眠りの壺
- ふくだめる紙の
- うす灯火いろ
- 芋名月
- ひかりを浴みて
- 数へ唄
- 燠火
- あしたひらかむ
Ⅲ
- 折りたたみ傘
- 校正終へなば
- しろがねの黙
- 白き皿
- 遠き橋
- 投網のごとき
- おもひ羽たたく
- お髪
- こゑのうつは
- 雁渡し
- みぞそばの花
- 輪郭濃ゆく
- しいらかんす
- かりそめならず
- しらねあふひ
- つぎめ
- ふとしも好きに
- 冬に入る雨
あとがき
書評等