
2007年7月、ふらんす堂から刊行された鷹羽狩行(1930~2024)の第15句集。装幀は君嶋真理子。著者は山形県新庄市生まれ。
十五番目の句集なので「十五峯」とした。平成十六年から同十八年までに発表した約千二百句の中から四三七句を収録している。
第五句集『五行』以後は、何番目の句集かがわかるように数字入りの題名とし、三年ごとに一冊のペースで刊行してきた。
昭和二十一年に句作をはじめてから六十年になる。「十五峯」と名づけてみると、既刊句集が一つ一つ山のようにも見えて、六十年歩みつづけた峰々を振り返るよい機会になると思えてきた。
昨年は『地名別鷹羽狩行句集』(ふらんす堂刊)を編んだ。四十七都道府県を訪れ、今までに詠んだ「俳枕」の数は約六百。これに五大陸に及ぶ二十五か国を加えると約一千になる。
今年、喜寿を迎えた。内外でのこれまでの経験を生かし、俳句における論・作・選の三位一体の理想を目ざしたい。
なお、この三年間の挨拶句と、チュニジア、スペイン、ロシア(サンクトペテルブルグ)、バルト三国での海外吟は、別にまとめる予定なので除いた。
(「あとがき」より)
目次
- 平成十六年
- 平成十七年
- 平成十八年
あとがき