
2004年11月、短歌研究社から刊行された中野昭子(1944~)による森岡貞香評論集。
目次
・『白娥』について―なぜ少年の歌か
- 1、はじめに
- 2、「少年」の歌
- 3、「蛾」の歌が生まれるまで
- 4、蛾の歌(1) 昭和二十二年――蛾の歌の誕生・内部へ向かう視線
- 5、蛾の歌(2) 昭和二十四、二十五、二十六年の作品――蛾の視線を得る
- 6、蛾の歌(3) 昭和二十七年の作品――蛾とのわかれ
- 7、夫の歌
- 8、異物化してゆく夫
- 9、蛾の歌と少年の歌について
- 10、『白蛾』の言葉
- 11、少年の歌を巻頭に
- 12、戦争と夫と戦争体験者われ
- 13、歌集『白蛾』の誕生
・『白蛾』『未知』『甃』の世界――抱かれたエロス
- 1、はじめに
- 2、第一歌集『白蛾」の世界――二つの「われ」
- 「われ」の乖離
- 揺らぐ「われ」
- 揺らがぬ「われ」
- 「白蛾」まとめ
- 3、第二歌集『未知』の世界――砕かれる「われ」
- 「未知」とは
- 見えないものに集中する「われ」
- 不安に緊張する「われ」
- 存在にこだわる「われ」
- 物体に緊張する「われ」
- 見えないものに集中する「われ」
- 「こころ」になった「われ」
- 「顔」になった「身体」
- 「われ」を越える現実
- 「われ」の砦、皮膚感覚
- 他者回復の兆し
- 『未知』のまとめ
- 4、第三歌集『甃』の世界――「われ」回復への試み
- 現実の回復
- 中国の歌
- 存在を問う歌
- 顔の歌の変化
- 影の歌 (1)
- 影の歌 (2)
- 影の歌まとめ
- 時間の歌
- 『甃』のまとめ
- 『白蛾』『未知』『甃』の三歌集について
・作品鑑賞
- 『白蛾』のうた
- 『未知』のうた
- 『甃』のうた
あとがき
参考資料