
1997年12月、路上社から刊行された泉谷明(1938~2020)の私小説。イラストは古川良一。
目次
・たびだちⅠ
- ぼくは泉谷明である
- リストに名を刻んだまま
- たたかうためにぼくらはうたった
- わけもなく死にたいと思うことはぼくにもあった
- 図太くだよ書けなくとも試験は受けた
- 産休補助教員は田んぼで泣いた
- 月光仮面をうたいすぎたと思うぼくは
- さみしく揺れる遠くの村の明かりの中へ
- 包丁一本さらしに巻いて
- なんであろうがぼくにはみんな必然だった
- ギンズバーグもミンガスもぼくを叩きにやってきた
- ぼくはみんなの世話になって詩を書いた
・たびだちⅡ
- たびだち
- ちちおや
- 破片
- さみしさ
- 娘
- まくら
- ことば
- 親子
- いらいら
- 別れます
- うわああ
- 帰ります