
1981年10月、北方新社から刊行された船水清(1914~2003)の第4詩集。刊行時の著者の住所は千葉市みつわ台。
これまでに詩集と名がつくものは「流離歌」(昭和三八年)「新しい樹形」(昭和四一年)「船水清散文詩抄」(昭和五二年)の三冊がある。こんどの「黙示」の作品は詩誌「オルフェ」に発表したものを主とし、それに「実在」「風」に書いたものが若干加えられている。いずれも「新しい樹形」以後のもので、加藤忠昌、荒井秀実両君が選んでまとめてくれた。
詩集を出すことはひとつの区切りをつくることだが、この「黙示」は私にとって郷里津軽を離れるという意味からもひとつの区切りとなった。
私の詩集は、いずれもあたたかな友情の所産だ。こんどの「黙示」もまたそうである。これは北方新社の仲間たちが、私がふるさとを離れるというのでつくってくれることになった。詩をつくるものとしてこんなにうれしいことはない。
(「あとがき」より)
目次
- 春信
- 長い夜
- 男鹿の海
- 出発
- 風
- 北の岬で
- 白い首
- 夏の歌
- 馬よ
- 早春
- 冬の陽の歌
- 風の歌
- 雲と羊の哀歌
- 毛越寺
- 兜虫
- 秋
- 下北の海
- 螢
- 霧の影
- 旅人の詩
- 滝
- 恐山宿坊
- 海
- 春雨
- 告別
- 明け方
- 海と人と
- 透し絵
- 黙示
- 無限
- 伝令
- 冬日
- 悲歌
- 新領土
- 山上湖で
- 鮎
- カモシカ
- 沈花伝
- 初冬の雑木林で
- 砂浜の乱舞
- 紫陽花
- 烏瓜
- 杉林の中で
あとがき
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