
1986年4月、オリジナル企画から刊行された中里友豪(1936~2021)の第2詩集。装幀は真喜志勉。著者は那覇市生まれ、刊行時の著者の職業は那覇商業高校教諭、住所は那覇市楚辺。
同人誌『OKINAWA・一九八四』と『EKE』に発表した作品をまとめてみた(但しX・Yは未発表)。『コザ・吃音の夜のバラード』のときより肩の力を抜いて書いたつもりだが、結果はレクイエム風のが多くなって、少々暗いものになった。ここに登場する人々の顔を思い浮かべながら、ほんとうは自分の顔を、死を考えていたのかもしれない。
沖縄口悪態語集は、川崎洋の『悪態採録控』に倣って試みてみた。ただ並べるだけでは面白くないので、場を想定しダイアローグのかたちにして韻律を考えた。沖縄口はだんだん使われなくなっている。悪態語が、現在、どれほどの〈毒〉を持ちうるか、というのが僕の関心事。採録にあたっては、照屋林助、上原直彦、海勢頭豊、知念正真さんたちにお世話になった。
(「あとがき」より)
目次
Ⅰ 1984
- A
- B
- C
- D
- E
- F
- G
- H
- I
- J
- K
- L
Ⅱ 1985
- M
- N
- O
- P
- Q
- R
Ⅲ 1986
- S
- T
- U
- V
- W
- X
- Y
あとがき