
1999年11月、近衛ロンドから刊行された攝津幸彦(1947~1996)の散文集。口絵写真は荒木経惟。
目次
はじめに 仁平勝
・インタビュー
- できあがった瞬間、全く無意味な風景がそこにある、という俳句が書きたいんです
- 攝津幸彦に聞く――世界に悪意を持ち込むことがはじまりだ
- 現代俳句の地平 俳人11人は語る――狙っているのは現代の静かな談林
- 「金魚論争」伝説 大井恒行
・評論・エッセイ
- 共通意識基盤の発見
- 「あばんせ・巻頭言」より
- 例えば
- 表現と方法
- 実在へのエチュード
- 春――表現と方法
- われら、オッドマン――新人による感想文より
- 怪物狩へ――「俳句研究」年鑑自選作品鑑賞にかえて
- 満員電車の脳球
- わが肉体工房
- 俳句と極私的現在
- 薔薇と鶏と鶏と薔薇
- わが原風景
- 二階のオーム籠
- 加藤郁乎の俳句と周辺
- 伊豆稲取紀――五月二十八、二十九日
- 三句鑑賞
- 坪内稔典のこと
- 添削(チェック)
- <>について
- 気になる一句より
- 俳句におけるわが内なる異性
- 意識の闇の儀式
- 西川徹郎へ
- 無私
- 恐怖の大学ノート
- わが主張
- 方向音痴の季語音痴――楽しい季語・難しい季語
- 大きな肉体と小さな精神
- ニンタイの問題
- 詩人=仁衛砂久子
- ふきところまで
- 居酒屋のアポリア――汝と我
- これから雑誌は
- <アンケート>天気図
- 昭和俳句検証
・書簡
・書評・鑑賞
- この一句
- 怒り――表現者の不幸――白木忠句集『暗星』評
- 『千年』の行方――宮入聖句集『千年』を読む
- 定本『無燈艦隊』に寄せて――西川徹郎句集『無燈艦隊』栞
- 江里昭彦詩集『去勢歌手』
- 危険で美しい曖昧さを 身にまとう小動物――横山康夫句集『氷翼』より
- 宮入聖句集『月池』
- 中鳥健二句集<愛のフランケンシュタイン>の思い出
- 筑紫磐井句集『野干』
- <日曜日〉の赤い木椅子――「日曜日」No.19評
- 友の首とあひる――島津亮掌論
- 鬼のはなむけ――赤石憲彦句集『鬼驢』
- 筑紫の磐井が居る――筑紫磐井句集『婆伽梵』栞
- 『夏月集』の一句――宇多喜代子句集『夏月集』
- 久保純夫句集『瑠璃薔薇館』
- 宙吊りの時空が現われる――『西川徹郎句集』『月山山系』を読む
- 私の好在女流俳句
- 作家点描――山崎十死生23
- 煙のごとく――山崎十死生句集『幸魂』
- あはれとは――「折笠美秋七回忌小特集」に寄せて
- 褒め殺される〈時間>――—『池田澄子句集』評
- 詩神あらくれず――八田木枯句集『於母影帖』『あらくれし日月の鈔』
- 須藤徹句集『幻奏錄』ノート
- 選評
- 第十一回歌舞伎町句会速報
・俳句と俳句観
・瞞浪の時代
・「豈」
- 発刊のことば
- 編集後記
- 「豈」紹介文
- 最後の姿――「豈」発行人攝津幸彦氏(四九)についての覚書(メモワール) 筑紫
- 磐井
・講演・シンポジウム
- 第六回ベガ俳句大賞講演 俳句つれづれ
- 現代俳句の発想と方法 第三イメージ論を中心に
- 現代俳句の可能性
- 作品享受の場について(抄録)
・句集あとがき
- 『鳥子』――とりこ
- 『與野情話』――よのじょうわ
- 『鳥屋』――とや
- 『鸚鵡集』――おうむしゅう
- 『陸々集』――ろくろくしゅう
- 『攝津幸彦句集』――せっつゆきひこくしゅう
- 『鹿々集』――ろくろくしゅう
- 『四五一句』――よんごういっく(未刊句集)
- <あとがきにかえて>極私的シンポジウム抄録
あとがき