
2004年10月、書肆山田から刊行された吉田嘉明の第4詩集。装画は柿本忠男。刊行時の著者の住所は板橋区四葉。
前詩集『ガリレオが笑った』を出版した時に、ほぼこの詩集の構想も作品たちも出来上がっていた。この時代に地球にしか生きられない私について、この詩集ではテーマ性、意味性の明確な作品を集めたつもりだが、自分の意図した作品となったかどうか心もとない。前詩集を出版後、二十数年ぶりの詩集であったにもかかわらず、多くの方に暖かなお言葉を頂いた。心から感謝したいと思う。
これらの作品は、「東京新聞」、「はだしの街」、「鰐組」、「SPACE」「孔雀船」などに発表した。
(「覚書」より)
目次
1空には、コペルニクス
- 空には、コペルニクス
- 隕石
- 空から降る時間
- 腐乱期
- 炭素系
- 水溶性
- 純粋な物質
- 時間軸
2私のものではない時間
- 偶然と永遠の失望と
- 私のものではない時間
- 雨の日の晴れあがる確率
- 私自身のための心理療法
- 乱暴な書物
- 鏡に映らなかった私の実像
- 水とアルコール
- 3科学狂時代
- 発明家
- 錬金術師たち
- 正しい誤差
- 理想気体科学者
- 金属と非金属
- 空の観察者
- 水の法則
- 月齢
覚書