1978年1月、冬樹社から刊行された清水哲男(1938~)のエッセイ集。装幀は三嶋典東(1948~2012)。
目次
- テレビの神、草原の神
- 肉体はほどけるか
- 好奇の眼と横井伍長
- 男の話題
- 百円玉殺人事件
- 喧嘩エレジー
- 試写室エレジー
- 座りたいからジーンズ
- 本を踏む子どもたち
- ダグウッドの芝刈機
- 雑誌王国の頃
- 文庫を読むと背筋が伸びる
- ひばりの野暮はぼくらの野暮
- あなたの中身は下着だけ
- 私小説的求人広告論
- 馬に乗った画家――ポール・ディヴィス
- ウォーホルの「悲しみ」――アンディ・ウォーホル
- 鼻の虐待から花の優待へ――灘本唯人
- わいせつの必然と性
- 観光ポスターを考える
- 親も子に育てられる
- 講談社の絵本・その栄光と挫折
- メルヘン・瓶詰めのクローバー
- ユニフォームとは何か
- テレビ野球は危険がいっぱい
- 銀座ミユキを私は棄てた、だが……
- ビートルズへの逃亡
- 佑樹をもって歌を捨てよう
- 親子映画のヒーロー==笠智衆ノート
- 冒険と教訓==南洋一郎
- やぶにらみ野坂昭如
- 贋作『黄金の腕』
あとがき