2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

柿腸 近藤浩一路句集

1934年1月、私家版として刊行された水墨画家・近藤浩一路の句集。画像は函欠本。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

黄泉へのモノローグ 坂井信夫詩集

2004年11月、土曜美術出版販売から刊行された坂井信夫の詩集。装幀は司修。21世紀詩人叢書第Ⅱ期9。 目次 1 あれから百年かけて―― 2 眠りから醒めると―― 3 翌日もおれは昼のあいだ―― 4 夕日がからまつ林に―― 5 晴れわたった空を―― 6 眼をさますと真夜中―― 7 …

ちぎれ雲 湯本喜作歌集

1944年10月、木村書店から刊行された湯本喜作の第2歌集。装幀は富田通雄。 目次 序歌 尾上柴舟跋 本間桐人、安藤彦三郎 1 十二月八日を紀す 壯行の歌 偶感 西山莊 信州の山 吉植庄亮先生 一茶の遺跡を訪ふ 盲腸炎前後 八重ざくら 2 轉任 競馬 登山 鶺鴒 債…

哀歌 坂井信夫詩集

1995年10月、漉林書房から刊行された坂井信夫の詩集。題字は砂本杏花、扉画は小谷智昭。 目次 部屋 画集 素描 壁掛 新生 手袋 車輌 組曲 名簿 水滴 列車 領土 信号 隊列 真夏 海辺 眠剤 吸殻 精霊 痙攣 番組 不明 弦音 旋律 記録 遠方 鍵盤 NDLで検索日本の…

野麥の唄 林芙美子

1936年3月、中央公論社から刊行された林芙美子の短編小説集。装幀は深澤索一。画像は函欠本。 目次 野麥の唄 鴛鴦 祕密 山ゆき 雪割草 夫婦 姉妹 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

冥府の蛇 坂井信夫詩集

1994年8月、土曜美術出版販売から刊行された坂井信夫の詩集。装幀は司修。21世紀詩人叢書19。 目次 プロローグ 数年まえ、母が―― 1 その翌日、母は―― 2 さらに翌日、母は―― 3 さらにその翌日も、母は―― 4 一週間あとの日曜日―― 5 母は若いころ―― 6 母の実家…

津田治子歌集 津田治子

1960年1月、白玉書房から刊行された津田治子(1912~1963)の第1歌集。昭和4(1929)年、18歳でハンセン氏病に罹患。 明治四十五年春に佐賀縣松浦郡に生れた私は、父母の離郷とともに幼にして、福岡縣飯塚に於て成長いたしましたが、十八歲の春病にかかり、…

灰色の光 上野芳久・堀正明詩画集

1979年10月、七月堂から刊行された上野芳久・堀正明の詩画集。 目次 ・上野芳久 幻影 砂丘 夢の谷 砂と夜 冬祭り 焼土 森陰 天翔る 伝承 幽谷 ・堀正明 午後の陽 屹立 風化 足下の渦 地煙 冬枯野 臥 風の道 街の朝 断崖 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で…

霧雨の夜の男 菅生事件 牛島春子

1960年11月、鏡浦書房から刊行された牛島春子(1913~2002)によるノンフィクション。 目次 序章 奇妙な新聞事件/p7(0006.jp2) 一章 火山灰土の村 二章 消えた男 三章 始まった追跡 四章 番衆町「清風荘」 五章 戸高の証言 六章 続・戸高の証言 七章 真実と…

空のワシントン靴店 小林泰子詩集

1992年5月、思潮社から刊行された小林泰子の第1詩集。装幀・装画は伊東寛。 目次 Ⅰ つぐみの鳴く空 あず 窓 スカイ・ダンス 豆電球ビックバン伝説 夜の玉ねぎ Ⅱ 蝶の夢 収穫 記憶 傘をさして ミラー/ミラー サボテン父さん Ⅱ スクリーン・シーツにくるまっ…

疼きの橋 清田政信詩集

1978年10月、永井出版企画から刊行された清田政信(1937~)の第3詩集。画像は裸本。 目次 Ⅰ 蘇生の方法 原生の家 佇立 無為の秋 眠りと疾走 国原への試みⅠ 国原への試みⅡ 拮抗 亡命 Ⅱ 水無月 憔悴期 成年論 渇望の構図 落下の倫理 貧血野 失語の領分 再会 …

旅の途上 谷郁雄

1999年11月、思潮社から刊行された谷郁雄の詩・対話集。写真は著者。装幀は葛西薫。 目次 自分らしく輝いている ロバート・ハリスとの対話 たどりつけない場所がある 世界のどこかで誰もがしていること ぼくの人生を彩る一日 白線の詩 贈り物 三代目魚武濱田…

水準原点 石原吉郎詩集

1972年2月、山梨シルクセンター出版部から刊行された石原吉郎(1915~1977)の第2詩集。装幀は小高辰也。 目次 Ⅰ 橋 非礼 皇后の首飾り 水準原点 残党 ゼチェ 海嘯 粥2 うなじ・もの 右側の葬列 墓 戒名 落魄 うしろ姿 帽子のための鎮魂歌 二十二段の落日 …

二十歳の周圍 眞鍋呉夫

1951年6月、全國書房から刊行された眞鍋呉夫の短編小説集。装幀は荒井龍男。 目次 酔ひどれ聖者 極北 雁の旅 二十歳の周圍 美しかつた日に NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

犬は薔薇の匂い 金山嘉城詩集

1990年9月、七月堂から刊行された金山嘉城の第1詩集。 目次 人影 魔女誕生 痛む空 バラード 地中寺院の僧侶 人魚 断片1 断片2 断片3 断片4 蜜柑の実験 深海の鳥 硫黄 テニス クロスワードパズル 口芸人 トリック センチメンタル 踏切 NDLで検索日本の古本屋…

影と痕跡 坂井信夫詩集

1974年6月、あんかるわ叢書刊行会から刊行された坂井信夫の第2詩集。あんかるわ叢書14。 目次 <序詩> 友へ Ⅰ 眠りへ <反>所有 憎悪移行 点あるいは<反>点 未感の終末へ <扉> <反>視者 Ⅱ Kの肖像 <反>ゆめ1 2 3 4 Ⅲ 夜のうた1 2 3 4 5 影についての…

ある日の殺意 鈴木達朗詩集

1976年9月、ほくと事業出版から刊行された鈴木達朗の詩集。 詩を書かなくなってから――正確に言うと、書けなくなってから二十余年になる。 その間、誠実に生きてきた積りだが、もともと底の浅い泉が涸れたのであろう、ただの一行も書けずに今日に到った。それ…

否の自動的記述と一箇の料理人 小林武雄詩文集

1967年6月、半どんの会出版部から刊行された小林武雄の詩文集。装幀は貝原六一。 目次 詩集・否の自動的記述 第一歌 第二歌 第三歌 第四歌 第五歌 第六歌 エッセイ・一箇の料理人 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 解説 廣田善緒とべない蛇あとがき 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

春の旋風 梅崎光生

1974年8月、新樹社から刊行された梅崎光生(1912~2000)の短編小説集。梅崎春生の長兄。 目次 魔の邂逅 矜持と虚妄 杞国の人 異形の男 大学往来1 大学往来2 悪魔の国 春の旋風 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

谷川雁 革命伝説 一度きりの夢 松本健一

1997年6月、河出書房新社から刊行された松本健一による谷川雁の評伝・評論集。装幀は岩瀬聡。 目次 Ⅰ 歴史ノンフィクション 第一章 隠された札 井上光晴の死――はじめに 言葉で武装するひと 追放されるもの 戦争と詩人 第二章 死と再生 死に赴く生 帰還 美し…

サイレント・ストーン 志津麻子詩集

1988年10月、国文社から刊行された志津麻子の第3詩集。装幀は志津輝雄。 目次 河 はなれ鳥 月を砕く 公園に行く道 秘密 後の月 わたしの部屋 熱帯夜 塔の姿をした釘 ひとびと 雪降りやまず サイレント・ストーン 女たち 喪の家を出て、 大声コンテスト 初夏 …

朱天 齋藤史歌集

1942年7月、甲鳥書林から刊行された齋藤史(1909~2002)の第3歌集。装幀は丸岡美耶子。著者は東京市四谷区生まれ。 目次 ・戰前歌 とどろき昭和十五年 秋の鳥 つゆじも 待春歌昭和十六年 ぼたん雪 近づく春 うしろかげ 春落葉 思ひ濃く 春の茜 六月 雪蒼し …

一本の格子 志津麻子詩集

1977年10月、時間社から刊行された志津麻子の第1詩集。企画は北川多紀。第2回現代詩女流賞候補作品(受賞作は会田千衣子詩集『フェニックス』)。 目次 序 北川冬彦 幻日 タイヤの跡 チロ 直線 顔 四角な家 縁の下 枝 新しい傘 祈り ある誕生 山梔(くちなし…

老齢詩抄 壺井繁治詩集

1976年8月、八坂書房から刊行された壺井繁治(1897~1975)の遺稿詩集。 この詩集は、壷井繁治氏の十五冊目にあたり、これがさいごとなった。詩人は、生前この『老齢詩抄』を出版すべく自身の手で二種類の作品リストをつくっていた。 共通して選ばれていた作…

幼年 鵜沢覚詩集

1962年1月、北田書店から刊行された鵜沢覚の第2詩集。写真は鵜沢泰夫、装画は鵜沢真則。 目次 幼年画報 夜 耽美 父の帽子 納戸 太平堂の菓子 空耳 柱時計 女の子 英語 サーベル 輪 「明治」の記憶 弁当 マント 休暇は終わる 小石 しよつかんばばあ 子猫 三日…

金子みすゞと尾崎翠 一九二〇・三〇年代の詩人たち 寺田操

2000年2月、白地社から刊行された寺田操(1948~)の作家論集。 目次 Ⅰ 魂の旅人たち 1 金子みすゞ 魂の旅人 童謡詩人 金子みすゞと少女文化 2 中原中也 神の道化 歌うようにしゃべる中也とみすゞ 中原中也は睡れない 神の道化 3 尾崎翠 第七官界彷徨 幻…

近代の漂泊 わが詩人たち 秋山清

1970年9月、現代思潮社から刊行された秋山清(1904~1988)の評論集。 あとがき――吾を追及するもの 『近代の漂泊』・わが詩人たち、もう一ついえば、吾を追及するもの。この一冊の本を編集したわたしの、それがテーマ、とでもいわばいうべきものであろうか。…

草笛 佐竹游歌集

2013年11月、現代短歌社から刊行された佐竹游の第1歌集。 目次 一 青天 草笛 倫敦塔 天金 風の吹く日 円錐花序 ゆたけき闇 天より垂るる花 友 冬の雲 二 小石川植物園 あをき五月 ひかりの重さ 天の乳 還りゆくべき空 青の深み 蔵王 フウセンカズラ まひるま…

流転の書 武林無想庵

1936年4月、岡倉書房から刊行された武林無想庵の随筆集。画像は裸本。 目次 「絶望の書」覺書 續・「絶望の書」覺書 靖國丸 東京の散歩 新東京の惱み 追憶のカケラ 一歸朝者のコシマア 鳩小舍の住人 女といふもの 觀音行第一信 無想庵由來記 ゾラ因縁 後記 N…

なだれみち 鳥見迅彦詩集

1969年5月、創文社から刊行された鳥見迅彦(1910~1990)の第2詩集。装幀は串田孫一。画像は1972年2刷版。 前著詩集『けものみち』(一九五五年刊)に次いで、この『なだれみち』がわたくしの第二詩集としてここに生まれた。十四年ぶりである。この詩集は、そ…