岡井隆
2005年8月、ながらみ書房から刊行された岡井隆(1928~2020)の回想録。装幀は間村俊一。 『ぼくの交遊録』は、二〇〇〇年の四月号から二〇〇四年の三月号まで「NHK歌壇」に連載された。NHK出版協会ならびに「NHK歌壇」の担当者の皆さんにあらためて感謝申し…
1991年9月、六法出版社から刊行された小池純代の第1歌集。装書は岡井隆、装幀はコスギ・ヤエ。ほるす歌書。 一九八七年から一九九〇年にかけての一五二首を収録した。いづれも次々に過ぎてゆくなにものかを呼びとめるために付けた、三十一音から成る名前のや…
1999年3月、岩波書店から刊行された岡井隆(1928~)の評論集。編集協力は鶴見俊輔(1922~2015)と上野千鶴子(1948~)。カバー写真は、森林太郎『うた日記』(春陽堂、1907)、上田敏『海潮音』(日本近代文学館、1974)、齋藤茂吉『赤光』(日本近代文学…
1998年10月、雁書館から刊行された岡井隆(1928~)のエッセイ集。装幀は小紋潤(1947~)。 目次 私のめぐりの葉 一 岡と丘のあひだで 二 遺伝子の配列を読む 三 仕事・非仕事・反仕事 四 マジック・ボックス 五 記憶の老化について 六 古い患者たちの死 七…
2011年12月、新潮社から刊行された岡井隆(1928~)の私小説。 目次 第一部 日記は、事実よりもつよい 二〇〇九年八月九日――八月二十二日 自筆年譜の余白に 世俗の栄誉にともなうもの 「わが告白」の目論見 内なる趣味 VS. 外なる仕事 三鷹、M荘スケッチ わ…
2009年7月、思潮社から刊行された岡井隆(1928~)の詩集。装幀は間村俊一(1954~)。第40回高見順賞受賞作品。 目次 個室の乳房について 鼠年最初の注解(スコリア) 川村二郎氏を悼む 校歌についての断想 鴎外「鼠坂」補注 ウィトゲンシュタインと蕗の薹 …