翻訳評論
1971年12月、イザラ書房から刊行されたマラパルテによる評論集。翻訳は矢野秀。装幀は黒沢充夫。矢野秀は、手塚和彰と鈴木純の共同ペンネーム。中央公論版の元版。 目次 序・自由の擁護は《引合わぬ》こと 初版・序 ボリシェヴィキ・クーデターとトロツキー…
1937年6月、創元社から刊行された談話集。翻訳は佐藤正彰。装幀は青山二郎。 「國際聯盟文學藝術委員會」は「知的協力國際協會」に對し、現代人の形成に關して生ずる諸問題に就いて連續談話會を準備すべきことを要請した。「委員會」は、かくも廣汎にしてか…
1993年8月、みすず書房から刊行されたロジェ・グルニエ(1919~2017)によるアントン・チェーホフ(1860~1904)の評伝。翻訳は山田稔(1930~)。 人はそれぞれ他者のうちにおのれの額廃的傾向の反映を見ようとするものだ。ましてやこちらが作家の場合はそ…
1959年3月、昭森社から刊行されたヴァレリイ、ブルトン、エリュアールの詩論。編訳は堀口大學。臼井書房版(1942年)の新訳。 ヴァレリイの『文学』Paul Valery : Litterature とブルトン、エリュアルの『ポエジイに関するノォト』Andre Breton et Paul Elua…