その他詩集
2014年2月、砂子屋書房から刊行された板倉道子(1954~)の詩集。カバーは磯江毅「子供」。装幀は倉本修。著者は砂子屋書房社主の田村雅之の妻。 目次 Ⅰ 約束 銭湯行き みなみなき鳥 ベンチ ファミリー おばあさんになる日 あらわれる ままずはんど 山妣さが…
1995年3月、あざみ書房から刊行された星野洋輝の詩文集。カバー紹介文は粕谷栄市と国峰照子。刊行時の著者の職業は国領の「熊王ラーメン」オーナー。 目次 タバコとかコシマキとか 桜 悪い句 豆腐 気配り 旅情 シンドバッド石油 白鷺 人喰虎 皮の財布 Innoce…
2000年11月、花神社から刊行された藤本敦子(1945~)の第2詩集。装幀は熊谷博人。著者は宮古市生まれ、刊行時の住所は千葉市。 作品は、『ラ・メール』『サンケイ朝の詩』『渚の午後』『かもめ』等に発表したものの中からと、書き下ろしを五篇加えました。 …
2009年12月、土曜日術出版販売から刊行された山川久三(1929~)の詩集。装幀は森本良成。エリア・ポエジア叢書10。著者は高知市生まれ、刊行時の職業はギャラリー勤務、住所は板橋区。 目次 春 灯台 待ちながら ジーパン 晩夏 蒲団 ワルツ カプセル おとう…
1986年8月、木精書房から刊行された山崎富雄の詩集。 目次 出発 夢の飼育 ひとに こいうた 街角で 航海 海よ 恋歌のために 潮の記憶 我が埋葬 骨 彷徨 林檎を齧らねば…… 日常 贈る言葉 海・断想 歌 旅へ NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで…
1992年1月、ミッドナイト・プレスから刊行された根本明(1947~)の詩集。装幀は金城秀明。付録栞は中上哲夫。著者は宮崎県生まれ。 前詩集を出した後、「荒涼地帯」という連作で、東京湾東岸の埋立地の風景を描こうとした。だが、ふりかえるとそれらの言葉…
1995年8月、思潮社から刊行された吉野令子の第2詩集。付録栞は、新井豊美「内部を語る文体の魅力」、鎗田清太郎「逆流する幻想的自己」、倉橋健一「『秋分線 ritornello』考」、辻井喬「輝かしき告知」。 目次 げぇむ日和 午後の誘い 冷菜 透き徹った時刻に…
1989年5月、近文社から刊行された根来真知子(1941~)の第5詩集。日本詩人叢書86。著者は中国天津市生まれ、刊行時の住所は京都市右京区。 なんで詩を書くんだろうと、答のでない問を自分に問いかけつつ、考えてみれば四半世紀を詩とかかわってきたことにな…
1998年8月、ミッドナイト・プレスから刊行された松元泰介の第1詩集。 小学2年生の夏休み、空の壜に、クレヨンの絵を一枚つめ、多摩川まで自転車をこいで流しに行ったことがある。絵には、ぼくの将来の夢、車掌になり、古い汽車に乗って草いろの原をゆく絵を…
2001年3月、沖積舎から刊行された成瀬功(1973)の第1詩集。装幀は藤林省三。著者は東京生まれ、刊行時の職業は写真家。 目次 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2012年8月、編集工房ノアから刊行された江口節(1950~)の第7詩集。表紙は江口仁介、装幀は森本良成。別刷栞「付記」。著者は広島県生まれ、刊行時の住所は神戸市。 目次 その、駅 オルガン しずく ハイキング 冬至 そのとき 階段を上がる 「ごはんよ」 チ…
1990年10月、書肆山田から刊行された領家彰子の詩集。装画は竹内まさえ。 目次 畜生 eye 風を殺す 熱風 ムーンコール マイ・プライバシー てん、、、 鋼鉄弾 ウルフムーン 寓話 黄味に接吻 定説・人魚譚 ワ・タ・ク・シ・11月11日 恋 相似形 電話 インドの駅…
1995年8月、鉱脈社から刊行された三島久美子(1947~)の第4詩集。現代九州詩人叢書6。著者は宮崎市生まれ、刊行時の住所は宮崎市祇園。 目次 Ⅰ 藍青(らんじょう) 塩と兵士 無縁の男 帰郷する男 三つの椅子 食堂あとの空地 夕焼け市 冬の坂 火の家 たずね…
1979年5月、昧爽社から刊行された谷元益男の詩集。 目次 夢の枝 心中 空の商人 ふぐ 夢の末端から 壁画 昆虫記 スコップ 線を喰う虫 交叉 火の顔 <変容> 首 影の集団 <礼方> NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2017年11月、思潮社から刊行された福田拓也(1963~)の詩集。 目次 「倭人伝」断片 香具山 ストーンサークル さい果ての庭 燕通り アメリカ 酒匂川を超えて 羽摶きの霊 死、誕生、裏地 行き迷い 古道まで 道の白鳴(しらなく) 戀渡る鴨 迷流(まとひぬる)…
1961年9月、南北社から刊行された曽根千尋の第1詩集。装幀は片柳忠男。 この二年来、旅ばかりつづけました。旅先きで倒れることでもあったらと、身辺手記のつもりで綴ったのが、この「俗身の歌」でございます。成長した独り子に読んでもらうつもりでした。本…
1981年12月、日本近代文学館から復刻された平田廉吉(1893~1922)詩集。元版は平戸廉吉詩集刊行会(1931年)。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1975年10月、思潮社から刊行された木原悦子(1938~)の詩集。装幀は安野光雅。著者は長野県生まれ、刊行時の職業は日本リーダーズダイジェスト編集部員、住所は渋谷区広尾。 目次 Ⅰ静かな賭け 流れる 乱舞する アルタイルとヴェガ 春の岬 薔薇蕭条 静かな賭…
2010年1月、ミッドナイト・プレスから刊行された中村剛彦の詩集。装幀は古屋知章。 何のために詩を書くのか、詩とは何なのか、ずっと問い続けてきたが、答えは全く見えてこない。いやそもそも私が書いているのは詩なのか。このようなものは詩とは呼べないの…
2005年3月、れんが書房新社から刊行された雨宮テイコの詩集。装幀は狭山トオル。 目次 ・思惟する水 火種 言葉 無限 いまここに在ること 樹の羽根 夢みる水 金の弓 赤い花 夜の鼓動 今日 眠りの種 矢車草 水引草 虹 葡萄 ヒヤシンスの空 樫の樹 記憶 『天上…
2015年8月、本多企画から刊行された日笠芙美子(1942~)の第9詩集。著者は岡山県生まれ、刊行時の住所は岡山県都窪郡。 私の夜の旅は、まだ終わりそうにありません。今どこにいるのか、どの辺りなのか、ますます分からなくなっています。分からないままに、…
1983年1月、詩人集団沙漠と北九州詩人協会から共同刊行された河野正彦(1928~)の詩集。装幀は重松信義。著者は大阪市生まれ、刊行時の著者の職業は小倉北区市民相談室長、財団法人日本美術刀剣保存協会北九州支部理事。 目次 Ⅰ 傷口と扉(昭29) 生体解剖 (…
1989年6月、手帖舎から刊行された塚田洋子の第2詩集。装幀は宮園洋。双書現代詩一千行・12。著者は鳥取市生まれ、刊行時の住所は鳥取県八頭郡。 目次 1 水の扉 蒼い海 葦を焚く 伝説 水のある風景 みなそこふ魚 とげ 水の華 赤い紐 水の女 水譜 2 白い舟 …
1997年9月、土曜日術出版販売から刊行された林ひろみの第1詩集。叢書新世代の詩人たち25。 目次 Ⅰ 烏賊 モナリザ 水鏡 流砂の国 迷宮 Ⅱ 久夢斎(きゅうむさい) 吉見百穴 はるかなる砲声 メコン川 故郷の家 祝祭 死の時計(デスクロック) Ⅲ ひそかな対決 い…
1979年7月、近江詩人会から刊行された畑圭子の長篇詩集。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1977年4月、幻視者から刊行された荒木寧子の第2詩集。装幀・挿画は鳥潟和子。 目次 夢の速度Ⅰ Ⅱ 痩せた眩暈 夢の焼却者Ⅰ Ⅱ Ⅲ 狂夏からの逃亡 サデスティックな冬の朝 眠りの殻 夢の無実 ミラージュの中の死者たち 地図にない海辺の墓地 睡れぬ夜のアリア 聖…
2009年9月、花神社から刊行された森やすこの第2詩集。装幀は直井和夫。 目次 野原ヘ 二人 きく子さん・ちえ子さん おお 大変 モリさんの話8 不在 最期 集め あさ、あさ、明るいあさ 愛しい刃物 相談室 泣きながら みじかい時間 豆が煮えたら ジム・エレガン…
1988年10月、芸術新聞社から刊行された水島哲雄(1944~)の第10詩画集。著者は画家。 目次 友 絵 少女 さよならの眼 瞳の奥 少女K あゝ哀しき…… コレギウム・オルフェウス 海 真美 絵 海 絵画 青すぎる空に あたたかな日 あなたを奪おうとする私には…… 秘密…
1982年3月、海風社から刊行された田中宏和の第1詩集。装幀は小川幸敏。 詩がどんなとき書かれるか、という問いかけにたいしては人さまざまにいろいろな答えが準備されるだろう。身近かな例でたとえても、詩は感情だと言ったのは萩原朔太郎であり、詩は批評だ…
1995年12月、レアリテの会から刊行された梶原礼之(1939~)の第4詩集。レアリテ叢書35。著者は朝鮮興南生まれ、刊行時の住所は新潟市。 第四詩集になる。作品の創作期間は'75年から'90年にかけて、わたしの36歳から50歳までである。今までの詩集のなかでは…