その他詩集

記憶の遠近法 市川清詩集

2000年7月、詩人会議出版から刊行された市川清(1933~)の第1詩集。表紙は市川正三。第29回壺井繁治賞受賞作品。著者は京都市生まれ、刊行時は「詩人会議」副運営委員長。住所は千葉市若葉区。 目次 八月と向日葵 雄鶏たち フクロウの時 爪の気配 無言の緑 …

青売り 椿美砂子詩集

2021年6月、土曜美術社出版販売から刊行された椿美砂子(1960~)の詩集。題字は長野美鳳、カバーは中川セツ子。著者は世田谷区生まれ、刊行時の住所は新潟県五泉市。 書くことが生きることでした。想いと発する言葉はいつも微妙なずれがあり、そのずれに今…

夕星 後藤平詩集

1985年10月、創造社から刊行された後藤平(1916~)の詩集。著者は東京生まれ、刊行時の職業は常葉学園短期大学教授、住所は静岡市。 目次 添え書 下村寅太郎 ・詩編 (一)ノスタルヂックに(nostalgique) 風鈴 水仙 雪割草 梅 早春 静岡 山家 暮景 さみだれ…

まひるにおよぐふたつの背骨 タケイ・リエ詩集

2011年10月、思潮社から刊行されたタケイ・リエ(1975~)の第2詩集。付録栞は川口晴美。著者は岡山県生まれ。 十三年ぶりの詩集ですが、二〇〇九年から二〇一一年に書いた詩篇のみを収めました。収録した作品は「現代詩手帖」、「ユリイカ」新人投稿欄、詩…

街の表情 能登秀夫詩集

1948年12月、千代田出版社から刊行された能登秀夫(1907~)の第3詩集。表紙は十河巌、装画は乾宏、編集は森岡秀郎。 昭和八年の夏、第二詩集「都會の眼」を刊して、とたんに發禁處分を受けた、內容が赤いから、思想が惡るいからとて、いまから十五年前、私…

断食の月 唐作桂子詩集

2010年9月、書肆山田から刊行された唐作桂子の第1詩集。写カバー真は原久路。 目次 長屋の船 カニ変化 ごぶさたしてます めざめ 断食の月 女三界に家なし 三泊四日 山のめぐる輪 クスリの効果 ウツ2005 あなたはだんだん眠くなる たまゆらの なんでも経口 着…

プラットホームの時計 伊藤郁子詩集

1989年5月、檸檬社から刊行された伊藤郁子(1932~)の詩集。現代日本女流詩人叢書第2集。のぎく詩の会叢書第16号。著者は金沢生まれ。 目次 唄 花 鏡 時計 机 手 サザンカの家 夙川の雨 青春の残光 入院 女 鮭の散華 女社長 故郷はどこだろう 雀達よ 風―季…

美しきラア 五月女素夫詩集

1981年3月、紫陽社から刊行された五月女素夫(1950~)の詩集。装幀は芦澤泰偉。 目次 恋 ゆうべもゆめは 距離 よるのグライダー 愛人 海沿いのみち リリアン 草上のゆめ 夢の狂人 桟橋 ふる 雲のなかで 羊 ある家 六月の 丘 島で 美しき ラア NDLで検索Amaz…

炎のあとに 水谷清詩集

1970年10月、国文社から刊行された水谷清(1916~)の第2詩集。装画・装幀は平野充。著者は日本橋浜町生まれ、刊行時の住所は豊島区南長崎。 この詩集に収められ作品群はすべて一九六八年一〇月から七〇年九月でのあいだに詩誌<新詩人><詩篇>に発表され…

無限の人 内山義朗詩集

1975年7月、私家版として刊行された内山義朗の第3詩集。著者は本郷元町生まれ、刊行時の住所は田無市緑町。早稲田大学図書館勤務。 〈ひとときの永遠〉こそ、私の形而上的な思想であり、私の詩作の主題(モチーフ)である。それは、現在を永遠から観(み)る…

年刊現代詩集 第3集 1956年版 現代詩人会編

1956年6月、宝文館から刊行された現代詩アンソロジー。編集は現代詩人会。 目次 はしがき ・詩 尾崎喜八 安西冬衞 丸山薰 田中冬二 高橋新吉 北園克衞 三好豊一郎 及川均 杉山平一 大江満雄 深尾須磨子 岡本潤 菊岡久利 永瀬清子 笹沢美明 和泉克雄 大島博光…

年刊現代詩集 第2集 1955年版 現代詩人会編

1955年4月、宝文館から刊行された現代詩アンソロジー。編集は現代詩人会。 目次 はしがき ・詩 岡崎清一郎 緒方昇 山之口貘 佐川英三 平木二六 山本和夫 殿内芳樹 安西冬衛 安藤一郎 和泉克雄 和田徹三 山中散生 竹中郁 高橋新吉 浅井十三郎 笹沢美明 小野十…

年刊現代詩集 第1集 1954年版 現代詩人会編

1954年3月、宝文館から刊行された現代詩アンソロジー。編集は現代詩人会。 目次 はしがき ・詩 高橋新吉 和泉克雄 竹中郁 岩佐東一郞 山本和夫 北園克衞 藤原定 金子光晴 長島三芳 殿內芳樹 永瀨淸子 安藤一郞 上林猷夫 浅井十三郞 扇谷義男 岡本潤 岡崎淸一…

小さい時間(復刻版) 酒井正平詩集

2013年9月、水平書館から復刻された酒井正平(1912~1944)の遺稿詩集。装画は朴大順。元版は1953年10月発行私家版。元版にあった村野四郎の序文はなし。 酒井君と最後に逢つたのは、酒井君が入隊して外地へ立つといふ日。昭和十七年の夏だった。それからは…

天敵 秋吉久紀夫詩集

1970年12月、光風社から刊行された秋吉久紀夫(1930~)の第2詩集。装幀は本川真木。著者は中国文学者。 第一詩集「南方ふぐのうた」を出版したのが一九六一年二月だったから、この第二詩集「天敵」は、ほぼ十年目ということになります。樹木も十年たてば、…

宇宙の孤児 小川光生詩集

1963年7月、組合書店から刊行された小川光生の詩集。 目次 洪水 一九四五年八月六日の日に 乱雲 小さないのち 論説委員に 石斧 一九五四年の春 立春 文化都市 今日 花 冬の日 夕暮れ 秋 秋(一)(二) 自由主義 からすの世界宣言 対話(その一)(その二) …

呼ぶ 名古屋哲夫詩集

1999年2月、行路社から刊行された名古屋哲夫(1928~)の第4詩集。装幀は倉本修。著者は京都市生まれ、刊行時の住所は京都市北区。 一年ほど前、道を歩いていて不意に「呼ぶ」がのどを突き上げて来て、それから、この世界の見方が変わった。もうすぐ七十が来…

新しい繃帯 諌川正臣詩集

1994年5月、東京文芸館から刊行された諌川正臣(1930~)の第3詩集。著者は愛媛県西条市生まれ、刊行時の住所は千葉県館山市。著者は館山市に自費で中原淳一碑を建立。 幸いにも二十歳の時に処女詩集『美しい繭』を刊行することが出来、次いで二十五歳で第二…

風 西原康子詩集

1980年10月、宝文館出版から刊行された西原康子(1933~)の第2詩集。題字は野村無象。著者は東京生まれ、刊行時の住所は世田谷区岡本。 目次 竹林 休息 賀状 水仙 釣師と魚 ら・ら・ばい 風 猫背の美学 城 理解 セ・ラ・ヴィ 裏切り 墓 あきらめ 奇術'74 慰…

魚 北一平詩集

1968年8月、木犀書房から刊行された北一平の詩集。刊行時の著者の住所は三鷹市牟礼。画像は裸本。 目次 序文 西脇順三郎 序文 安部宙之介 Ⅰ 犬 鴉 蒼ざめた四季 春 夏 秋 冬 核 きりぎりす 鶴と亀 点 蚤 Ⅱ 穴 影 爪 輪廻 崖 御神火 春 飢と眠りと他人が 富士…

妣の國 深澤忠孝詩集

1974年7月、地球社から刊行された深澤忠孝(1934~)の第3詩集。題字は美山照陽氏、扉絵は河内文夫。著者は福島県生まれ、刊行時の住所は東京都国分寺市。 『熔岩台地』から六年ぶり、その間の作品から二三編を選んで、本詩集を編んだ。私の母恋いと母の否定…

七月七日の薔薇 久我雅紹詩集

1994年11月、南窓社から刊行された久我雅紹(1938~)の第4詩集。装幀・装画は池田満寿夫。著者は船橋市生まれ、刊行時の職業は亜細亜大学勤務。 目次 雪の日の鷹 こぶしの花 きんぴらごぼうが届く 土曜日の対話 塔上の人よ 旅人に 詩人の語らい 堀ノ内の鬼 …

閉じた繪本 寺澤正・栗山邦政詩画集

1983年2月、同時代社から刊行された寺澤正(1930~2018)と栗山邦政の詩画集。装幀は栗山邦政。 目次 土の匂い――序にかえて ・閉じた繪本 繪を閉じる。 逢初橋 上野公園 不忍池 隅田川 堀割りの町 夕暮れの富士山 墓地はずれの崖 泥だらけの犬 浅草六区 日比…

夜中の手紙 冨永覚梁詩集

1990年10月、石文館から刊行された冨永覚梁(1934~)の詩集。著者は浄土真宗僧侶。刊行時の住所は岐阜県養老郡養老町。 目次 夜風 秋から冬へ 夜中の手紙 テーブルの夜 満月の下 夜明け前の台所 道の果て 鹿 岬 闇のランプ 春の構図 三人の一日 一つの予感 …

北方農民詩の系譜 農民の生活と思想 小坂太郎

1977年1月、秋田書房から刊行された小坂太郎(1928~)による評論集。あきた文庫4。著者は秋田県羽後町生まれ、刊行時の職業は中学校勤務、住所は秋田県雄勝郡羽後町。 目次 序 真壁仁 一 戦前・戦中 昭和初年の北方の農民風土 北本・稲村との出会い 稲村容…

樹影 世耕政隆詩集

1993年12月、紀伊國屋書店から刊行された世耕政隆(1923~1998)の詩集。著者は政治家。詩誌「ポリタイア」スポンサー。世耕弘成の伯父。 目次 刺客 過ぐる夏の日 層 銀杏のした 海鳥 沿道 〈熊野・熊野古道> 故山 海市 邀撃 隠れ里 樹と人 幻燈 空耳 雲界 …

水晶の季節 各務章詩集

1964年9月、福岡詩人協会から刊行された各務章(1925~2012)の第3詩集。刊行時の著者の職業は高校教諭、住所は福岡市田島北町。 目次 出発 手紙 木立 罪のように 夜 日暮れ みつめる人々 眠っているとき 期待 切る みずうみ ながれ 誕生日 物語 まなざし ま…

車中の少女 今井朝二詩集

1972年3月、国鉄詩人連盟から刊行された今井朝二(1925~)の第1詩集。装幀は内田克己。R.P.シリーズ34。刊行時の住所は新潟県三条市。 目次 車中風景 踊っていた 岩つばめ 月 一日しぶきたてて雨が降った お前への歌 稲の穂のそよぎのように 夜の底 夜 檻 …

砂の跫音 弓削緋紗子詩集

1983年1月、れんが書房新社から刊行された弓削緋紗子(1933~)の第4詩集。装画は島田忠恵。 目次 壱 槐樹の道 砂漠行 窟の中 嘉峪関の塼墓 砂と遊ぶ 莫高窟点描 弐 幻に重なる幻の 砂の跫音 沙州故城 蘭州の雨 眺望の刻 華清池追想 早暁の西安 兵馬俑の賦 …

はるかなる立像 冬京太郎詩集

1990年10月、ベルデ出版社から刊行された冬京太郎の第4詩集。装幀は笹秀樹。 目次 Ⅰはるかなる立像 熊の話 待ちながら・夢 果実 ひとつ鉢 泳ぐ男 忘れもの―Kに 空似 バナナ一本ください 灸をすえられる 犬猿の仲 手袋 電話 あたたかい食事 わからない話 顔を…