香川紘子

魂の手まり唄 香川紘子詩集

1964年5月、思潮社から刊行された香川紘子(1935~)の第2詩集。装幀は清水俊彦。 目次 Ⅰ 晩秋 繭の夢 小さな祈り 魂の手まり唄 レコード 眩暈の記憶 ローマの噴水 乾いた夏 暦 十二月 首飾 パドウドウ 家の外の階段にいる子供 雙生の場所 Ⅱ 人質 カミナリ族…

犬の劇場 香川紘子詩集

2000年5月、あざみ書房から刊行された香川紘子(1935~)の詩集。 目次 ・第一幕 神話 勝利 護衛 雪の朝 例会 武器よさらば 椰子の実 川中島 月に吠える 詩人の末裔 夏のエール 置き手紙 ・第二幕 東風(こち)吹かば 甘露 浜辺の歌 バンザイ 落葉の譜 朝刊 …

足のない旅 香川紘子

1982年9月、聖文舎から刊行された香川紘子(1935~)のエッセイ集。装画は杉全直。著者は姫路市生まれ。脳性マヒ。疎開先の広島で被爆。 十代のころからおせわになってきた詩人の澤村光博氏から、自伝を書くようにとの最初のおすすめを受けたのは、私が九州…

方舟 香川紘子詩集

1958年7月、書肆オリオンから刊行された香川紘子の第1詩集。装幀は沢村光博。 目次 方舟 泥棒と家 蜥蝪国 四つ足を持っていたこと 身嗜みのやかましい街 霧の中のアリバイ 顔の話 花壺 霊媒 人称代名詞圏 あなたとともに いのち 茶の花 方舟 母の骨抄 忘却 …

朝と共に 香川紘子詩集

1980年6月、沖積舎から刊行された香川紘子(1935~)の第5詩集。装画は山本進。著者は姫路市生まれ、刊行時の住所は松山市。 生れて初めて投稿した私の幼い散文詩「夜露」が中学生毎日新聞の詩壇に入選してから三〇年の歳月が流れた。この間、神さまのお守り…

DNAのパスポート 香川紘子詩集

1996年7月、あざみ書房から刊行された香川紘子(1935~)の第4詩集。扉写真は神山恭昭。第4回丸山薫賞受賞作品。 ここに、「詩学」「gui」「言葉」「愛媛総合文化祭・現代詩大会作品集」に載せたものを中心に二十八篇を集めた。 前詩集『幸福の尺度』の詩稿…

帰郷 香川紘子詩集

1985年4月、詩学社から刊行された香川紘子(1935~)の第6詩集。装幀は井上リラ。著者は姫路市生まれ、刊行時の著者の住所は松山市。 ここに『朝と共に』(一九八〇年)以降の作品、三十編を集めて第六詩集を編んだ。 Ⅰは、芸術と自然をめぐっての自由なイマジ…